2011年05月15日

小説「親鸞」 激動篇 最近…その2の続き

 きのう、その2を書いた。そこで『雨乞いをぐだぐだ書いている』と書いたのだけど、ちょっと不思議な気がしてきて、あさ目覚めたときに頭の中に出てきたものがある。

 今小説「親鸞」の舞台になっているのは、新潟県上越市、昔でいえば直江津市、親鸞が流されたたころには国分があっていまでもある国分寺のあるところ。
 この直江津には川が流れ込んでいるのだが、この川は名前を関川といい、流れの源は妙高などをもつ山並みで、北斜面であるので夏でも雪をもっているのだ。しかもこの山波は、日本でも有数の豪雪地帯で関川の水が枯れるということがあるのかとさえ思う川なのだ。

 この川が流れ込む直江津付近が水飢饉という設定なので、私は多分それをそこにして疑問をもったのかもしれない。それが今朝の寝起きに頭の中に出てきたということ。

 5年くらい前だったか、五月の中ころに新潟県上越市からから長野県飯山市に飯山街道を使って峠越えをしたことがあるが、この時は山にかなり雪が残っていた。それとは別な機会に旧18号線を使ってJRの妙高高原駅から急坂を野尻湖の方に上ったことがあるけど、この時は関川の関所名ふ度の記念施設のあるところの信越線のガード横にも雪が残っていた。
 こうした雪が残る山を抱えている川が基金になるということは非常にまれではないかと思う。ちなみに、名古屋の水源である木曽川は水不足になるということが非常に少ない。ということで、名古屋の水道が影響を受けたのは67年生きてきて2度くらいかと思う。それも大したことはなかったと。

 どうにも、雨乞いの目的がわからなくて。

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