2011年05月17日

マドンナ・ヴェルデ 第5回 聖母の戦い

 今回は脇の話が少なく、本筋がほとんどだったので、いつもに増して重いストーリーだったと思う。

 母(松坂慶子)と娘(国仲涼子)の代理出産公表の意見の食い違いが二人の会話を閉ざしているのだが、そんな間でもおなかの子供は育っていくのだ。そして、それは周りの人間にいろいろと影響を与えていく。
 母は、娘の上司・清川(松村政信)に娘が公表することを告げる。そして、清川は娘に『公表するならカイザー(帝王切開)をしない』と宣言する。

 そんな中で、アメリカから突然娘の元夫で腹の中の父親{片桐仁}が帰国して母のもとに顔を出す。そして、何か書いたものを花に手渡すが、それを母は『切り札』という。(何なのでしょうねぇ)

 母の俳句の会の元締め(長塚京三)がマリアクリニックの院長{藤村志保}に設備の整った病院を紹介してくれというが、院長は「心配には及ばない」といざというときのために娘の大学の産科に電話で緊急時の搬送を依頼する。ここの教授が代理出産には反対の立場の屋敷教授(本多博太郎)で、娘のことと思いつき連絡を取ろうとするがすれ違いで取れないまま。。。。

 とまぁ、大雑把にこんな感味で今回は終わった。次週は最終回で、おそらく出産ということになるのだろう。

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 毎度この番組を見ながら思うことは、ここまでして子供をもたねばならないのかと。気持ちとしてはわからないわけではないが、子供を授かるかどうかは、これは神の領域の話であって人間の権限ではないと私は思う。
 私は3人の子供を授かったけど、これはあくまでも私たちの力ではない。自然の力で、一時できないものと諦めかけてもいた時期もある。しかし、神は見捨てなかったということなのだろう。
 とはいえ、神が見捨てる人もいるのだろう。そうした立場にならないと、その立場のことを論じる資格はないといわれそうだけど、それが人生というものではないのか。といいつつ、病気になって治療を受けているのだから、私の思いは矛盾しているかもしれない。
 ひょっとしたら、代理出産をさせることも、神の思いという考え方もできるのだけど。。。(浄土教の世界だと、ひょっとしたら『弥陀の計らい』というかもしれない)

 なにはともあれ、子供が宿ってしまったら、それは何としてでも守らなくては。神の思し召しとはいえ、神のもとへもっともっと先と祈るばかりだ。

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