化石の戯言

　子供いじりすぎなんだよなぁ。。。。
　だから子供が息切れしてしまうんだよな。
　息切れしただけでよかったのかもしれない。
　一歩間違えると暴力沙汰になってるから。

　子供に自制心がなければ、
　　切れたら大変なことになる。
　私もどれだけ切れたか、
　　でも、暴力だけはしなかったけど。
　抑えつければ、
　　押さえつけなくても
　　子供が押さえつけられてると思うと
　　どこかで切れてしまうことも。

　ストーリーは、母（黒木瞳）がその母（野際陽子）に助けを求めて高崎（それからローカル線に乗って）の実家に帰る。そしてそこで、そしてそこで同級生の島田（遠藤憲一）の後援会に出て、ついでに催された同窓会に出席して・・・・
　同窓会に出席したから、まらラブアゲインかよぉなんて思ったら、母は見栄を張っていることを島田に見破られて、それで切れて怒って帰ってきた。（腐るよなぁ）
　でもな、なんでそこまで見栄を張らなければいけないの？なんで一流もしくは少なくとも二流でいなければいけないの？私の身内にもそんな風潮があったけど。
　実際一流だったよ。東大の建築卒業で有名会社の設計をいっぱいしていた人と、某世界一流のメーカーの技術部長の家と、会社社長の家と。。。。。実際肩身が狭かったなぁ。あるところでは、そこにいるのだけでもしんどかった思い出がある。
　学校生活もそうだった。中学校から大学まで、周りはお坊ちゃんやらお嬢ちゃんばかりで、お付き合いするには金がかかってとてもじゃないけどしんどかったよ。
　でもね、こうした学友が今はどうしているのかな？一流を貫いているのは少なかったように思うね。同窓会を開くとよくわかる。出てくるのはまだまだいい方だろう。出てこれないのがたくさんいるようだ。
　無理して一流をよそうこともないように思う。私の母は、なんとかその一流に私を押し上げたかったらしいけど、無理したんだよなぁ。。。結果的には感謝しているけど、母はしんどかっただけだと思う。

　今回のストーリーでは、母の母が１０００万の預金通帳をニートの息子に渡して海外に行って好きなようにしたら？というが、その息子は「金なんていらない」と通帳を返してしまった。それには、母も母の母も唖然。
　まぁ、予期してはいたけど、最近この手が多いみたいだし。でも、どこかで彼らも気づくことになると思う。気づいたらどうなるか？多分もうその時は遅いということが多い。　と、経験的に思っている。