化石の戯言

　どうもいまいち緊張感も悲哀もないドラマだなぁ。。。　といいつつ毎回見ている私は何なのだ？

　秀吉の甥、秀勝（ＡＫＩＲＡ）が死んで、江｛上野樹里｝には娘が生まれて、その娘には政所（大竹しのぶ）が“完（『さだ』と読む）”と名付けた。しかし、江は秀勝のもとに行きたいとおちこんでいる。姉（水川あさみ）や細川ガラシャ（ミムラ）が慰めに来るのだが・・
　気持ちの収まらぬ江だが、秀勝から書状が届く。それは秀勝の遺言。それを呼んで生きる気持ちに。。

　徳川秀忠（向井理）が秀勝の死を知り江を気遣う発言を家康（北大路欣哉）にいうが、家康がそれを珍しいと思う。（**多分これが、この先香を秀忠の嫁にする布石のつもりなんでしょうざんしょう）
　
　一方で、茶々=淀（宮沢りえ）がまた男の子を生む。名前は”拾（「ひろい」と読む）”と名付けられるが、これが先に秀頼となる子供だ。秀吉（岸谷五朗）は大喜びで、江の手を取り「淀は、阿弥陀如来だ、観音だ・・・」とばかりにはしゃぐ。（**大体こういったところが、漫画すぎんだよぉ。それに千宗のさなかという緊張感は全くないし。大体九州から急いで馬を飛ばして何日かかるると思ってんだ？？？）

　ま座、史実がわからない、という余地も女性陣の記録がどれだけ残されているのか？確かに淀の記録はそれなりにあるのだろうが、江、初、ガラシャの動きの記録はどれだけある？わかんないから、内を買いも手ってことではなく、もう少しらしく仕上げてほしいんだよなぁ。女同士の戦いが全くないのは、やっぱりなんか筋が違っているようで。


　昨日も書いたけど、このドラマの視聴率はそんなに良くない。そのおかげだろうね。清州に人がいかないのは。もう少し良くなってくれればねぇ。。