2011年07月19日

下流の宴 最終回 果てなき戦い

 う~~ん。全く予想していない結果になったなぁ。でも、考えてみたら当たり前の結果なのかもしれない。

 珠緒(美波)が大学の医学部の受験に成功、合格してしまったのだ。それで母(黒木瞳)は翔(窪田正孝)と玉夫の結婚を認めぬわけにはいかない。そして、珠緒の母(余貴美子)や弟もそして受験の神様島田(遠藤憲一)福原家に集まって二人の結婚の祝いをということになったのだが。
 主役の二人が来ない。そこで母は二人を迎えに行くのだが、その先は教会。二人は結婚式の下見ということだったのだろうが、なんとそこで翔は玉夫に『別れる』と言い出したのだ。
 理由が立派だねぇ。。。。「僕は頑張る人と一緒にいるのがダメ」『君はもう向こう側の人になってしまった』とね。珠緒はなくなく理解して認めた。これを立ち聞きしたしまった母は、翔を連れて家に帰る。

 母は、みんなに話すのだが。ここでは母『珠緒は変わった。しかし翔は変わらないのだ』とここで母は完全に悟ったというわけだ。

 美波の母は美波に『人を愛したことだけはよかったと思え、それがお前をここまで変えたのだから』と・

 数日後になるのかな?娘・可奈(加藤夏希)がうつ病になった夫・玲一(眞島秀和)の実家が狭いしそれに姑と同居だから嫌だとばかりに出戻ってきた。そして、翔も含めて家族がそろって食事。
 この食事が『下流の宴』なのだろうなぁ。ここで母は、「これで『これで福原家は全員負けたのだ』と。完全に悟ったんですなぁ。

 ラストは、母は孫を連れて散歩。そこで美波とすれ違う。美波は大学のある宮崎に向かうのだ。


 ちょっと意外な結末、と私は最初思ったのだが、しかし翔の本当の気持ちから行けば彼が変わることはないのだろうから当然の結果ということになる。実際にこういった人間が世の中に入るのは理解しているが、その人が死ぬまでそういった考えを貫けるのだろうか?生きるためにはそれなりの努力も必要なわけなのだが、それが理解されているのか?私には理解できない。その理解できないことが、彼らの立場からは理解できないだろうし、翔のいうように『一緒に暮らすことができない』ということになるのかもしれない。
 ただ、このドラマで理解できなかったのは、翔と美波の心の問題だ。確かに向こうとこっちという溝はできたのだが、それには人の愛情の問題がないのだろうか?愛情があってもその溝は溝なんだろうか?好きであれば、異状が強ければその溝を乗り越えていけるようにも思えたのだが、それをすることさえできないというのか?、これも努力ということになるのだろうか?と。

 なににしても、結構楽しませてもらったドラマだった。
 最近の民放のドラマがあまり面白くないので、余計にそう思うのかも。次のドラマも面白そう。
 

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