化石の戯言

　どっかで聞いたか見たかのタイトルなんだけど、どうも思い出せなくてネット検索したら、どうもヘミングウェイの「日はまた昇る」だったのか、谷村新司の『陽は、また昇る』だったのか・・・・　どっちも思い出せないや。

　筋書きは、警視庁捜査一課から警察学校の教官に転任してきた警察官・遠野（佐藤浩市）がスパルタ教官となって、仮入学し警察官を目指す若い男を相手に教え込んでいくというやつ。
　まぁ、よくある教官ドラマかなぁ。。。なんて思いながら、いつも見ている『県民ショー』をおっぽりだしてみていた。

　教官としては、新人で何をどう教えるのか？そんな勉強してきｔ奈緒だろうか？してないよな。自分の思うままに仮入学の生徒たちを落第させようとしているのだ。毎日４０キロ走れ。。。だぁ？これは、ごく当たり前の人間には無理なこと。へたすりゃぁ死ぬよ。ドラマだからいいものを、本当だったら死人が出てとんでもない騒ぎになるぞ。
　一人の生徒・宮田（三浦春馬）が、教官・遠野に食ってかかったものの「どうせ就職先がなくて試験受けたのだろう？」といたいところをつかれてやけになって脱走して、電話をかけるために両替してくれとレンタルビデオ屋に入ったら、そこに立てこもり犯がいて。。。。**あぁ、この立てこもり犯役を、朝ドラのタケオ君が演じていた**

　その犯人説得役に遠野を選ぶという、わけのわからんストーリーだ。選ばれて説得に当たるに教え子２人を現場に連れていく。（実践教育らしいが、本当に勉強になるのか？）
　遠野は犯人説得のために、要求されている女は犯人に愛想尽かしているから来ないと言ったり、それが嘘だといわれたら「おれは女房に逃げられた」などと行ったり…
　その話を聞いて、銃を置く犯人だけど・・・・　こんな簡単にねぇ。。

　この置いた銃を脱走生徒で人質になっていた宮田が奪おうとして格闘して失敗して。犯人はナイフで暴れて遠野を気づつけたが、宮田が羽交い絞めにしているのを話せと命令して。。。
　この遠野の行動で宮田は警察官として本当にやる気を出したのだが。

　その夜、４０キロの走行演習を終了した生徒たちに遠野は『まだやめるつもりはないのか？」と言ったり、「警察官に向いている人間なんていない」と言ったりして、それには宮田が反発する。『せっかくやる気になったのに、水をかけるようなことばかり言って」と。

　真矢みきが警察学校の部長で、校長は橋爪功。橋爪の校長は、もう板についてきているかな？真矢は久しぶりの蓮ドラで見ることに（好きだから楽しみ）。なんだっけ、田村正和の弁護士ドラマ以来かな？しかし、警察官の制服をきりっと着こなしていると、どうしても宝塚の男役だよなぁって、思ってしまった。

　このドラマは、どうも劇場版の前宣伝？最近のドラマはこの手が多くて。ちょいとそういった点が面白くないが、どんな警察官に育てるのか、しばらく見ることにしよう。（県民ショー見れないのが残念）