2011年08月21日

郡上市和良にて 1

 美山鍾乳洞を後に和良に向かう。いかにものんびりとした山間の道を国道256号線に出る。宮から国道に出るときは突き当たるが、右に行けば郡上八幡へ、左に行けば飛騨金山だ。
 ここでお気づきになられただろうか?右は「郡上」で左は『飛騨』ということで区域が異なるんです。江戸時代の国の呼び方なんです。そして、それは文化の違いにもなっているんですが、では和良は?和良は「郡上」に入ります。郡上市に合併する前は「郡上郡和良村」だったのです。
 実は平成の合併では、かなり村でもめたのではないかと思うのです。というのは、この和良というところは、昔から村を割って政争が激しかったらしい。村長選挙など村が真っ二つに割れて争って、暴力ざたなんてこともあったなんていう噂も聞いてます。その流れから行けば、郡上派と飛騨派に分かれたんではないかぁ?
 私が思うには、和良の真ん中が“沢”という昔の村役場のあったところで、その東に“土京”という所があって、そこから東・南は今の下呂市に合併したかったんではないかって思うのです。というのは、和良を流れる和良川は土京ぐちを通って右に折れ下呂市の祖師野辺りで間瀬川で合流し、飛騨金山で飛騨川に合流するという流れなんですが、つまりはここには険しいとげもなく金山との行き来の方が郡上八幡よりも楽なんですね。しかし、土京から西はやはり昔の流れからか郡上なんですね。
 今まで書いたことは私が昔から感じていることなんで、本当かどうかはわかりません。
 といいつつ、和良で未解決の殺人事件がありますが、ひょっとしたら平成の合併が原因の事件ではないかとサスペンス好きの私は考えているんですよ。(小説が書けそうなんですが、私には力がない)

 余談が長くなりました。
 国道256に出て和良の中心部に向かいます。またちょっとした峠を越えます。そして左手にお寺が。この辺りのお寺はほとんどが浄土真宗大谷派。ほかのは見かけないといってもいいくらい。寺の造りは、飛騨古川の三寺詣りをしたことがおありなら、一番南にあるお寺を思い出してください。イメージは似ています。あそこも大谷派のお寺です。(ここはまだ和良の中に入ってません)
 なんとなく立ち寄ってみたくなって、息子に車を止めてもらった。
 中に入ってみたものの、何があるわけでもなく、ごく当たり前のお寺(結構でっかい)の雰囲気。その中に咲く花に目がとまったのでショットしてきた。私には花の名前は聞かないでください。







下は、お寺を国道から見た写真です。車の通りが少ないので国道から撮っています。


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