化石の戯言

　4月の8日に前立腺がんの宣告を受けた。それから一月は検査期間でＭＲＩやＣＴや骨シンチなんて撮影があって、最終的にホルモン療法の身で行く時待って、5月の10日から治療が始まった。そして今日は6回目の腹への注射。
　一月前に目の異常（複視）が薬の副作用の可能性があると判断されて中止。目下、薬は腹の注射だけになっている。

　最初にがんの疑いが出たのメタボ健診でオプションのがん検診を受けたことにはじまる。その結果をもって大病院の泌尿器科へ。それからがんの宣告を受けるまでにひと月。その時のマーカーPASの値は340くらいだった。それが宣告を受けるころには400を超え、治療開始のときにはなんと600になろうとしていた。
　今日の診察で医師から言われたことは『あのまま言っていたら今頃は天国だったかもしれない進行癌だった』と。「へぇ？？？？？」そんなに深刻だったの？？？？

　治療を開始して先週の採血の結果を今日聞いてきたが、PSAは0.5と最高の時の1000分の1を割った。ただ、飲み薬を停止しているので復活する可能性はないとは言えないが、このままの推移で行けば、駐車はあと何ヶ月かすると4週に１回のものが3カ月に１回になるのではと。ただ、これはあくまでも希望的観測、そうなるとは言い切れないとも言われてきた。

　なにはともあれ、目下のところ体の調子もまずまずで、このまま推移してくれることを自分自身で祈るばかり。あと２０年は頑張らないとねぇ。。。。