2012年05月15日

37歳で医者になった僕 第6回

 冒頭の本屋での出来事。突発で倒れた人間がいる。それから逃げる医師と応急処置をしようとする医師。医者としては、絶対に逃げてはいけない場面なのだが。。。
 沢村(水川あさみ)は応急処置をするために飛んできたが、同僚の研修医の谷口(桐山漣)はかかわりを恐れて逃げようとした。分からん設定だ。
 この事件に関して、指導医の新見(斎藤工)は怒っているが上司の中島(鈴木浩介)は准教授になったことでご機嫌でおとがめしないと。それに谷口に対して『大学病院は論文を書いていればいいのだ』とまで言い切る始末。

 この『大学は論文を』というのは、多くの研究者の間にはびこっている問題だが、あまり問題にされることがない。それは外に出ないからだろうが、仕事などで関係をもって中に入り込むといやというほど目に写るもの。それが江r0-とと言われている人間たちに多いのも困ったものなのだ。
 医学部での臨床の立場と、基礎の立場では違ってくるけど、いずれにしても大学の中で出世するには論文が不可欠。これも今の大学の問題点の一つ。
 臨床の人間にはきついところがあるね。時間に追われて論文どころではない。臨床での実績がたくさんあるにしても論文を書く時間がない。そんな間に臨床をこなさない時間の多い医師が論文書いて出世する。そして、それがいずれはい局、学部を牛耳るようになる。悪循環。
 そんなのを現実に、裏から見せてもらったことも。

 いまは、かなり改革は進んでいると聞くけど、今ドラマはいつ頃を背景にしてるのか?


 紺野(草薙剛)を人殺しという怪文書が出回る。現実にこんなものが病院内で出回ったら、その医師は再起不能になりかねない。ドラマでは、中島、新見らは紺野に帰宅を申しつけるが研修医たちがそれに反発して難を逃れた。しかし、これは現実には難しいのではないか?そこまで研修医が力を誇示できるなんて・・・・  あはぁ。。。患者にばれて入院患者が紺野をボイコットしたではないか。
 
 一方で紺野の恋人”すず”(ミムラ)の腎移植に関する話。心機能低下で移植は不可能と宣告される。気を落としているすずのところに沢村がやってきて「紺野先生頑張っているわ」というと、すずは「彼は、私を直した目に医者になったのではない」と返す。

 怪文書をばらまいた犯人が判明。同じ研修医の谷口だった。紺野の会社員時代の不祥事をリークしたのだったが、谷口よりも患者が紺野を信頼していた腹いせのようだ。しかし、こんなことをしたら研修医としてはもうその病院にはおれなくなるはずなのだが。

 紺野の過去の“人殺し”の意味がでてくるが、保身のために人を切り捨てたといっても殺しわけではないにしても、それが原因で死んだ。それを重くのしかかっている。
 どうにもなんとなく違和感を覚えるところがあるなぁ。やはり一番引っかかるのは、人の死をひ引きずっているところ。切り替えががうまいようにはどうしても思えないから・・・・

 谷口はカンファレンスを欠席。無断欠勤状態。カンファレンスの最後に佐伯教授は『理想の高い人間が周りにいると打たれ弱い人間は落ち込む』といったいやみを言う。
 それにしても谷口というお坊ちゃん先生は困ったものだねぇ。いじけて。その谷口の前でけが人を出た。またそれを躊躇する谷口。携帯で、紺野、沢村から知ったされ、やっとけが人のところに。これで目覚めればいいが、烙印はそのまま残るだろうなぁ。。

 また、残り少なくなりました。じっくり見ます。

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