化石の戯言

　紺野（草薙剛）の恋人・すず（ミムラ）の容態がおもわしくない。透析をするべきと森下（田辺誠一）がいう。そして紺野に『今は余計なことを考えるな』とも。これはすずのことだけを考え、だtれ）竜雷太）の死亡の原因が誤診ということから離れろという、一種の脅しであるが、これは佐伯教授（松平健）への忠誠心の表明にすぎないのだが。

　研修医の下田（八乙女光）が出した辞表を森下が握っている。受理してやれという新見（斎藤工）は、森下kら『研修中に脱落者が出ると、指導医の点数が下がる』と脅される。
　
　紺野と森下は二人で話すが、紺野は森下に『あなたもいましていることが正しいとは思っていない』と言い切るが・・・・・

　伊達の奥さん（田島玲子）は、裁判を取り下げるという。唖然とする下田だが、裁判取り下げには佐伯が何らかの手を下していることは確かだが。。。

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　医療ミスにおける裁判は、原告となる患者側には大変きつい裁判になる。誤診、過誤を証明しなければならないが、その証明することは医学に素人の人間には無理な話。多くの場合弁護士を通じて医学に詳しいものを立てて調べるわけだが、カルテなどの情報を完璧に入手することも難しいだろう。
　さらにはカルテが改竄されているなるともう何をかイワンの世界になるが、これは小説「白い巨頭」の話になっていく。
　現在大病院は、電子カルテを導入することが多く、ここでそのデータが、どこまで信用したものなのかは判断が難しい。表向き改ざんできないようにはなっているかのようだが、全く出来ないことはないのがコンピュータの恐ろしいところ。デジタルデータの改ざんは、筆跡が残らないだけに、証明するのは物ずごく難しい。
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　沢村（水川あさみ）とすずが病院の中庭で話をする。どうも、すずは自分の余命を悟っているのか、沢村に紺野を頼むといっているかのようだ。
　すずの治療方針の話し合いがもたれるが、ここで透析との結論が森下から言い渡されるが、沢村は患者本人の気持ちとして『転院したい』といっていると言い出す。そしてあとになって沢村は紺野に『すずを助けたい』と。

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　このあと、学部長選挙にストーリーは進むのだが、どんなどんでん返しが待っているのやら。
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　どんでん返しは、佐伯は学部長に当選はしたものの、ガンのステージ４だったことを森下は知る。


　すずの転院が決まった。その説明を紺野がするのだが・・・　説明を終えて帰ろうとする背中に信じられないすずの声が・・・・・・・・・
　しかし、しかし、しかし……　電話をかけようとしてそのまま・・・・・・・・・・・

　来週は、最終回SPです。