化石の戯言

　どうにも視聴率の上がってこない過去最低の大河ドラマになったみたいだ。その原因はいろいろあるだろうが、何にしても画面のきた差なはその最たる理由かもしれないし、ひょっとしたらキャストに問題があるのかもしれない。
　私の好みから外れるから、どうにもこのドラマの平清盛が好きでないし、それを演じる松山ケンイチもいまいち好きになれないでいる。前に何度も書いているけど、やはり源氏が好きだし、玉木宏の方が好きだからなぁ。。。

　さて本題。
　保元の乱が終わって罪人の処刑で清盛は叔父を斬らねばならなかった。それを命じたのは後白河ていで実権を握る信西。この信西が朝廷改革を始めたのだが。。。。（清盛は公家になれたかと思いきや、ならなかったらしい、ん？？？）
　この信西は清盛に、大宰府からの税金の取り立てを命じるのだが。ということは、この時代大宰府は朝廷には向かっていた?つまりは世の中、中央に権力が集まっていたわけではなさそう。
　
　どうも、朝廷では、後白河ていが王座出権力争いだと?ていうことは、中央事態が安定した権力があったわけではないのだ。ということならなんかドラマ自体がその辺りの不安定さをもっと描かねばならんのではないのか?なんともわからん。（そういえば数徳上皇が捕まって輿でどこかに連れてこられていたなぁ、どうなったのだ?）

　一方で、義朝は与えられた環二が低いとクレームをつけているが、我慢せいと言われている。それはわかるが、だからどうなるのいうのがドラマでわからん。


　清盛は船で大宰府に入った。ん？どこをどう回って????（深く詮索しない方がいいのか?）
　大宰府で太宰少弐・原田種直（蟹江一平）と会談。茶を飲みながらだが、茶せんを使っているぞ。茶せんはいつからあるのだ???まだ茶の湯なんてのが整備されるまでには４００年くらいあるんだが。。
　何しに来たのかと問う太宰少弐に清盛の配下が暴力をふるっている。
　なんだ?税金の取り立てに来て、なんやらあやしげに、私腹を肥やそうっていう風に見えぞ。

　どうにも、清盛のキャラの設定が私にはいまだにわからん。いじけているのかと思えば売れで何かする。それに信西に媚を売っているようにも取れるし。しかし、それ以上に義朝をいじけさているのが一番気に入らん。
　何時の間にやら清盛は大宰府から荷物をもちかえったが、それを宮中行事に使おうと信西に。。。。なんでこんなことする?何を狙っている?

　清盛と時子は、長男・重盛に嫁取りをもちかける。この話を重盛がなんか嫌がってんだよねぇ。どうも重盛は清盛の新税に対する態度が気に召さないようで、それの気持ちの表れから嫁取りも気に入らないようだ。

　おぉ。やっと源頼朝が登場した。
　義朝の妻・由良が倒れた。義朝が保元の乱の論功が気に入らないことで、由良のストレスになっているって言われている。わからんせっていだなぁ。義朝はまた信西にかんに不測のクレームに出かけたけど冷たくあしらわれている。（多分にこれが平治の乱の際に権力側につかなくなる布石なのかな?）


　まぁ、まだ１５分あるけど、今回はここいらで。
　相撲節会　が始まったけど、白くかすんだ画面は見るに堪えない。なんでこんな画面で１年を通すのだ?まだ、視聴率は落ちるだろうなぁ。来月にはオリンピックも始まるし。