化石の戯言

　あぁ～～～～～～　どうしようもないドラマになってしまったなぁ。相変わらずすすけた画面で、見るに堪えなくなってきた。

　それ以上に、私としては怒り心頭。源義朝（玉木宏）をいじけ人間にしてしまったことだ。ドラマ開始のころは清盛（松山ケンイチ）をいじけさせていたが、それが棟梁になった途端に悟ったかの如くに変身。しかし、中身は相変わらずイジケが混じってはいるが。
　義朝は保元の乱での論功でいい扱いを受けなかったことでいじけて。。。。まぁあこれは平治の乱への布石といいたいのだろうが、そこまでしなくても武士の葛藤の中での平治の乱だから、イジケは必要ないだろうに。

　ただ、このドラマの一筋の光。先週から登場した源頼朝（中川大志）。しかし、出てきて早々に殿上で着よロ実に酒を注がせて粗相させて「お前のごとき弱いものが要る・・・・・」と罵られ。（とはいっても、この罵りは清r盛が義朝から言われたことのしっぺ返し。そしてそれは頼朝への激励になっていたのだろう）

　前にも書いたが、清盛を扱いながら、語りを頼朝にさせている。なんで？やっぱり源氏を立てる?今回義朝正室・由良が死んだ。頼朝この由良の子。そして代わりに常盤が登場したが、義朝に「二度と来るな』と。これで出入りしなくなったが、どうも腹に子供がいるのか、すでに生んでいるこの中に義経が。。。。義朝と離れて、いずれは清盛のお抱えになって、それが義経の命を救うことになるのだが。。。どうも、ドラマの運びがいまいちだな。）

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　視聴率が、とうとうトップ20に搭乗しなくなってしまった。それだけひどいドラマになったということ。これだけの俳優陣をそろえて、金かけて、それでこの体たらく。企画した人間、ディレクターの思惑外れだろう。なにはともあれ、この汚い画面をなんとかしてくれないことには。
　それと、あっけらかんとした人物を登場させてほしいものだなぁ。こんな湿っぽいドラマはいらん。