化石の戯言

　今回は、「納経」がテーマ。

　いろいろな人間家計の修復を図るために、わびを入れるために「納経する」って。。。　この納めるための今日はだれが書いたのだ？現代のように印刷技術のない時代、誰かが手書きをしなくてはならない時代。上皇が弟に詫びを入れるために納経する。それは上皇が書いたのか？上皇であれば、まだ救われるのだが…

　寺に経を納める。ではどんな今日を納めるのか？
　現在お寺で今日を書く、まぁこれを写経と呼んでいるけど、それはほとんどが「般若心経」だけど。あれは短いからいいけど、お経の中にはものすごく長いのもある。
　その長いのを写して、寺に納める。何のために？今日を納めれば功徳がある？誰がこんなこと言っている？釈迦はそんなことを言ってはいないはず。

　本来、写経は、印刷技術のなかったころに、出版物、書物やきょうなどを多くの人が持つためにはその原本だけでは足りないから、人の力で書き写したことから始まった。「ありがたいお経」を書き写して世界中にばらまいたわけらしい。
　その名残が今の写経だとは思うけど。写経すれば功徳があるわけでもないし、今それを納めて、だれが読むのだろう。

　今回の平清盛の写経は、清盛（松山ケンイチ）が絢爛豪華な巻物に書きつけている。絢爛豪華なのは、まるであの源氏物語絵巻のような。へぇ・・・・・おそらく納めるのは厳島神社だろうが。ん？？なんかおかしくないか？あそこは神社だ。寺ではない。ということは厳島にあるあの寺にか？
　ちょっと待て。ドラマは「厳島神社に納経」と。。。。これは史実なんでしょうか？史実とすれば、観戦に変だ。しかし、この時代は日本の神も仏もいっしょくた。いい加減なものなのだよなぁ。

　あ～～～～ぁ　目下船で厳島目指しているけど、かすんでしまって。。相変わらず瀬戸内海も霧、靄の中。あの時代はこんなかよぉ。。


　今嵐です。西行（藤木直人）が祈ってます。祈ることで、嵐はやむの？みんな気が狂ったみたいな演技をしているけど、何？？汚い、気持ちの悪い　画面だなぁ。
　祈りで嵐が収まったら、NHKが壊れた、というのがまた一つ増えるかもな。（最近NHKはやらんでもいいベッドシーなど濡れ場をよくやるんだよね。なくたってドラマできるのになぁ）