2013年03月10日

八重の桜 第10回 池田屋事件

 池田屋事件の描き方が、これまでのドラマとかなり違う。その違うは、新撰組の身分の描き方が違うことにあるのだろう。
 新撰組は、これまではあたかも独立した組織のような印象を受ける描き方だったが、この【八重の桜】ではあくまでも表向きは会津藩の下部組織になっている。そのために、親善組が勝手に動いたことがバク内で問題になるということらしい。
 史実はどうだったのかは知らないが。。。。

 違う印象の描き方は、新撰組だけではなく今回登場した佐久間象山もなんか印象が違うんだよなぁ。どう違う?と問われると返す言葉はないんですが、なんかなぁ。

 一方で、主人公の八重の方は、鉄砲の開発が進んでいるという印象を描いているんだけど。どうにもこれがどうやって作っているのやら。当然のごとく鍛冶職が必要になるはずなんだけど、そういったところが出てこないからかも。八重ともう一人の男(誰だっけ?)の二人では絶対に作ることはできない仕事のはずなんだよなぁ。

 さて、時代の流れは、池田屋騒動で新撰組の存在が中り大きなものになり、それに引き換え徳川慶喜から信頼篤かった会津藩と松平容保が新撰組の勝手な動きで信頼失墜になり、これから会津はその存在が変なものになり、悲劇へと落ちていくんだけど。。。
 これには、新撰組が長州藩士を池田屋騒動で襲ったことで、半町州のれっているを張られることに始まるんだろうけど。。。

 それにしてもこのドラマでの徳川慶喜の描き方は、かなりいい加減な精神の持ち主のようだな。ちょっと、いやかなり気の毒に思うよ。

 今回の最後に、やっと八重の将来の伴侶となる新島襄の若き姿が、アメリカへの密航という形で登場した。

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