2013年03月18日

ビブリア古書堂の事件手帖 第10話

 今回は「江戸川乱歩」がテーマ。

 実は、私は推理小説が好きなのだが、どうしたものか江戸川乱歩は圏外にいる人間なんです。子供の頃『少年探偵団』なんていうラジオドラマがあったように思うけど、好きで反かったなぁ。映画も結構たくさんあったように思う。誰かが気を使って連れて行ってくれた記憶はあるのだが、どうにも好きになれなかった。

 その私が推理小説が好きになったのだ。
 入門は中学校の2年くらいかなぁ。。。最初に出会ったのがあの『オペラ座の怪人』の作者ガストン・ルルーの「黄色い部屋の謎」だった。なんでまたフランスの作家の推理小説から入ったのか?それは当時とっていた雑誌の付録か何かがその「黄色い部屋の謎」だったからだ。
 そしてそれから、エラリー・クィーンやバン・ダイン、などなど外国作品に没入していった。高校のころにはかなりなk図を読んでいた。高校1年の時に松本政調の「点と線」がものすごく話題になってそれに影響されて自分でも書いたものだが・・・・しかし、日本の作家の推理物=探偵小説は成長などは別にして、あんまり好きではなかったなぁ。そういえばイギリスの小説もあまり好きではない。
 日本やイギリスのものが好きでないのは、それなりに理由がある。イギリスの場合はコナン。ドイルの流れが有名だけど、多くがなんかドロドロじめじめしていて、日本の作品もその流れを汲んでいるのが多かったから、私のショウに合わなかった。

 エラリー・クィーンに出会ってのが高校の時だけど、「Xの悲劇」が最初だったかな?あの3部作、いや『ドゥルリーレイン最後の事件』を含めての4部作が本当の意味での推理小説への没入となった。当時発刊されていた「EQSSマガジン」なんかも読んでたなぁ。。。大学卒業しても続いたような記憶。

 大学卒業して、なかなか本が読めなくなった?のかな。なんとなく推理小説から離れてしまった時期があるなぁ。仕事が忙しすぎたのかも。そして、結婚して子供ができて、仕事に追われて、本なんてほとんど読んでなかったように思う。
 それがふとしたことから列車に乗る機会が多くなったとで、駅の売店=今のキオスクで簡単に読める本をと文庫本を手にしたのがいけなかった。たまたま内田康夫の「平家伝説殺人事件」だったかと思うが、それからは旅をするというのでhないけど、列車の移動の旅に文庫本を買うようになってしまった。
 
 それでも最初は、内田靖男だけではなく、斉藤栄、西村京太郎なんかも読んだけど、だんだん文章のきれいな、ストーリーのも白いものに移行して、西村は落ちてしまったなぁ。山村美佐もその中に入るかなぁ。。
 文章がきれいといえば、松本清張、夏木静子かなぁ。この二人は筋書きもしっかりしているしねぇ。

 まぁ、今日のドラマを見て、ついつい、指示をそっちんけで、私自身のサスペンスを思う起こしてしまった。好きも講じて、おバカな私は800枚という長編の推理を書き上げて応募してみたりなんてねぇ。。今は昔の話かな?

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