2013年04月08日

生きるということで思ったこと

 楽天のブログで、同じ記事にコメントをいただいたので、ちょっと。。。


 生きるということに関しては、55歳の時にふと思ったことがあるのです。

お~~ぉ、これまでいてきただけの時間
この先生きることができないんだよなぁ。。。


 別に焦ったわけでもないのですが、その時に「では残された時間をどう生きようか」って。私は、宗教というものを崇め奉っている人間ではないのですが、ある時から始めた親鸞研究の中から「阿弥陀如来」のことで、思いついたことがあるのです。

 阿弥陀如来というのは、如来さんになる前は「法蔵菩薩」という修行の身だったんですが、その菩薩さんが48の願をかけてその願を成就させたことで如来になった。その48願の中に念仏やら何やらいろいろ書いてあるけど、よくよく読み取ってみれば、ある種の問題な人間を除くとすべての人を浄土に迎えようとしていると読めたような気がするんですね。それで『念仏』というのは、その阿弥陀さんを信じていればいいわけで、信じていればこそ(もっともすべての人が迎えられると考えれば信じていなくても)人は死ねば浄土に行くんだよなぁ。

 と、そんな気楽な思いに至ったわけでして。。。。。

 それからというもの、

  人は、いつかお迎えが来て向こうの世界行く。それは阿弥陀さんの気持ち次第なんで、人間にはわからないこと。といって怖がってもしょうがないかことだし、迎えられれば浄土に行けるんだろうから・・・・・だから、精いっぱい生きている今を、自分の気持ちが納得できる生活をしよう。

 こんな気持ちになっているんです。それが人に迷惑をかけなければそれでいいんで阿hないのか?ただ、人からの迷惑極力排除して、掛けられたら起こればいいや。こっちから迷惑はかけないように努力しようって。

 こんな思いが、人様にどう受け止められるか?私は、この思いに至ってからは気持ちが軽くて。。前立腺がんの宣告を受けた時も、傍目には顔面蒼白だったらしいけど、本人は一切ショックはなくて「なんでガンに?」と思ったくらいです。そして、主治医にも言ったのですが「がんと闘うことはしません。死ぬまでうまくおつきあいをあする覚悟です」って。
 多くの人は「がんと闘う」といっておいでのようなのですが、 いったんもらったものは私の場合は完治しないと宣言されているだけに、闘っても無意味なような気がするし、うまくおつきあいをした方が気も楽だし、と思ってます。


 私は、非常に気性の激しい性格なので、あちこちでトラブルに巻き込まれます。でも、そのトラブルの元の原因は私だとは思ってないんですね。ほかの人が私のことを勝手に解釈しているから、 誤解が生まれて私の怒ることになってるんだけど。しかし、願とは話ができないし、見えないし、触れないし、喧嘩のしようもないでしょう。医者が切るといえば、それは医者が願とけんかをするだけのことで、私が喧嘩するわけでもないし。。。



 まぁ、こんなことを思いつつ、気楽な思いでがんとお付き合いをしています。


タグ :生きる

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