化石の戯言

　あらすじは粗筋で・・・・・

　今回のテーマは、「脳死」かな？
　実に難しい問題で、いろんな意見があるんではないだろうか？人の死をどこを持って判定するのか？心臓死の場合はまず問題なく「死」とほとんどの人が思うのではないだろうか？
　しかし『脳死』の場合は、立場によって、考え方によって、またその状態にある人との関係によって、「死」と思うことの差があるだろうと思う。

　患者の肉親の場合は、脳死といわれても、また復活できるのはという望みを持てば「死」と思いたくないだろう。医師の場合は、その患者がドナーカードを持っているかどうかにもよるだろうが、移植ということを考えると「死」と宣告したいのではないか？移植を待つ方は言わすもがなか？

　実際に脳死判定をされて見るとわかる。どう判断すればいいのか？経験者として、難しかったと。。。

　私の経験は、ペースメーカーを入れている人間が脳死宣告されたのだ。ペースメーカーを停める許可を求められたのだ。ものすごく複雑だった。ペースメーカーを入れていると、心臓死はないと思ってもいいくらいだから。「脳死」を患者家族としてどう受け止めるか。難しい。


　移植に関しては、私は、正直賛成ではない。それは、金が絡んでいるから。治療費が支払える人間しか、移植できないのではないかと思うから。すべての人に平等に可能であるのなら賛成できるのかもしれないが。。。。