2024年08月07日
]8月7日 水曜日 晴 無風 夏休みの大学病院耳鼻科で
昨日は名古屋大学病院で
人工内耳装着後の経過観察と聴力検査に出かけた
そのお話です
今日は
朝のいつもの日課をしていません
ということで
庭の画像はありません
人工内耳装着後の経過観察と聴力検査に出かけた
そのお話です
今日は
朝のいつもの日課をしていません
ということで
庭の画像はありません
左の画像が昨日の私の聴力検査表です。検査表の見方をご存知の方なら、聞こえがかなり悪いことはお分かりかとお思います。それに左耳は、ほとんど聞き取れないこともわかるかと思います。
右耳もかなり聴力が落ちていますが、前回の検査の時とあまり変わっていないとのことです。
この検査は、人工内耳のマイクになるサウンドプロセッサーは装着していません、そのために左耳の結果は、ほぼ聞こえないもになっています。
この検査結果を持っての経過観察をこのあとしました。ドクターとの現状の聞こえやら私が今思っている疑問などの話をしています。
現状の私の聞こえは、音が入っていることと、それがなんの音かを判断することとが別問題ということなのです。つまり音の認識はできていても、それがなんの音なのかの判断ができないことが結構あるということです。
一番困っているのは、過去80年という人生で頭の中に叩き込まれた音の記憶と、現在感じている音になかり差があって、つまり昔に記憶が邪魔をして今入ってくる音の判別ができないという辛い問題が残っています。
例えば、笛吹ケトルの湧き上がった時の”ピー”という音が、今の私の頭ではかなり低音で”シャー”という音になっています、このためにお湯が沸いたという警告がが感じられないこともあるのです。
この問題は、すでに埋め込まれた人工内耳(インプラント部分)ではもう調整はできない、できるのは外のマイクになっているサウンドプロセッサー(SP)での調整にかかってきていると、昨日もドクターかあ言われています。
装着後2年して、私自身が少しだけスマホを使って調整ができるようにしてもらったのですが、どうもその範囲での調整では、私の聞こえは良くならないのかと思っています。これは根本のSPの調整にかかってくることになるのですが、残念ながら今の医療の法的な問題で患者自身が細かい調整することは認められていません。
ということで、現状の聞こえをもう一度見直してもらって、再調整するのがいいのではないかとのドクターの見解でもるるのです。
明後日金曜日に、そのSPの調整=マッピングをすることになっているので、そこで基本に立ち返った調整をしてもらおうと思っています。
人工内耳を装着したのが昨年23年4月27日、SP装着が5月16日。それから1年3ヶ月絶ってところで、現状をさらによくしたいという私の願いを聞いていただこうと思っています。
昨日のドクターな後の面談では、右耳も人工内耳装着してもいいくらいに聞き取りが悪化していると言われました。ただ高齢であることから、右の装着手術をしても、どこまで改善できるか、多分に現状より少し良くなる程度かもしれないとのことです。
私自身の感覚ですが、補聴器をつけても、補聴器とSPから入ってくる音にほんの少しのタイムラグがあって、余計に聞き取りにくくなるという問題もあるので、右耳に補聴器をつけても聞こえの回線にはならないもしれないと思うのですが、これはドクターもそう言っておられた。
装着後1年を経過して、補聴器の時よりもうんと聞き取りもできるようになって、喜んではいるものの、患者本人としては、もっともっと聞き取れないかという欲が出ているのです。しかし、これの実現はあかなり難しいようです。
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話はガラッと変わります。
昨日8月6日は、小学生から大学生まで、ほとんどが夏休み。昨日の耳鼻科の待合室は、その小学生の患者がかなり多かった。私のような年寄りは数人だったかなぁ。
頭にSPをつけた小学生たちが周りにたくさんいました。多くが両耳に人工内耳を装着しているようです。
相方が、近くで話している親子やや家族同士の話が漏れ聞こえてきて、その話の中で、「人工内耳を装着していなかったら特殊学級に行かねばならなかったが、人工内耳のおかげで会話もでき、授業も聞き取れるので普通の学級で学べる」というようなことは話されていたようです。
確かに、聞き取りができないと、話すこともできないのです。耳からか入ってくる言葉を認識できないと、その言葉を口にすることができないのです。補聴器をつけて聞き取りができれば解決でるのですが、補聴器をつけてもダメな時は手話に頼らざるを得なかったのは過去の話です。現在は、そう言った人のために実行内耳という最終の治療法ができたのです。
昨日の待合室での状況を見ていて、SPをつけている子供達が生き生きとして話をしているのをいて、いい時代になったなぁと心から思っています。
女の子などは、ちょっと飾ったSP落下防止の紐などもあって、おしゃれもできているんだと感心したりしました。
人工内耳を装着したからと言って、100%普通の人と同じなるとは言い切れませんが、それでも装着されていないことに比べれば雲泥の差で生活かが改善されていると思います。
もし、この私のブログをお読みなって、そんな聞こえの不自由な方がおいででしたら、ぜひ一度人工内耳の勉強されてはいかがでしょう。
最近は、週に多くのの新しい装着者が生まれているそうです。年齢に関係なく、聞こえることと競えないことの差は、生活に大きな変化もたらす炉、装着した本人の私が思っていることです。
多くの人がもっと聞こえが良くなることを祈っております。