2007年09月06日

親不知子不知 06旅の記録 第1日13

第1日 名古屋から古川へ その13
     親不知子不知 を越える

 親不知を通過する。海に切り立ったがけっぷちを削って半トンネルになっている、。進行方向左が海、柱の間から海が見えるはずなのだが、左右に道がうねっている、しかも前後を大型トラックに挟まれているから私は海を見ることができない。なんとも恐ろしい国道である。
 高速道路のように外を走ればそれなりに景色はいいはずなのだが、景色はいいといっても走行中は見手入れが危険だしね。


 親不知のお休みどころでは 車を止めて、海岸を見た。高いところにある。完全に海はがけまで来ている。こんなところ、人が歩けたのだろうか。翌日林正寺の住職にお聞きしたところでは、引き潮のときは人が歩くことができたという、。義経は親鸞が通る19年前に引き潮のときに歩いてわたったとのことなのだ。なんでも今でも歩いてわたることは可能という。
 しかし、何かの本には、潮の加減で、多くの人が命を落としたと書いてあった記憶がある。とにかく昔はここは難所だっただろう。

 それにしても、大変なところである。この切り立った海岸線を越えたところは、平安の昔ならば異国でろう。だから流罪地でもあったのだろう。
 平安に以降も難所だったのだろう、謙信と信長は大きな戦をしていないと思うのだが。それで上杉が江戸時代まで残ることが出来たのかも知れない。戦っていたら、どうだったのだろう。武田と同じ運命だったかもしれない。

 親知らず子知らずを通過。通過するとそこには山は迫っているものの海岸に沿って走る国道だ。さて、この次は『ヒスイ海岸』なのだが。案内がない。「ひすい」云々の民間の看板はあるものの、それは店の看板。海岸ではないのだ。私は何とか海岸で、ヒスイはともかく、できれば拾いたいが、なくともきれいな石は何とか拾って帰りたいのだ。


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この記事へのコメント
凄いきりだった崖ですね。
この海の水が引き潮で本当に引くの?と思ってしまします。
ここを昔の方は通っていたんですか・・・。
しかも引き潮の時間を間違って把握していたら、陸に上ろうにもこの崖じゃ登れないですよね。
現代の人間でよかったと思いましたよ(^^)
Posted by ちょこレピ at 2007年09月06日 16:37
 この旅でこの翌日であったお寺のご住職の話で葉、今でも通ることができるとのことです。
 多くの人は今は北陸自動車道を走ると思いますが、その道では味わえません。10年近く前に逆方向に高速を走ってますが、全く印象が違いました。
 是非、一度国道を走ってみてください。
Posted by 生田 at 2007年09月06日 18:11
 

  
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