2016年11月03日
歌川広重の世界 展覧会
今日は、目下名古屋松坂屋で開催されている「歌川広重の世界」展に行ってきた。朝9時に家を出て、バスと地下鉄を乗り継いで。10時ほんの少しすぎに目的地に着いたが、もう結構な人が。。。
「歌川広重」なんて名前は、正直申して私には馴染みの薄い名前である。私らが学校で学んだのは「安藤広重」である。いくら”歌川派”の絵師とはいえ、なんもは名前を今更つけなくてもいいと思うんだが、どこの誰がこうしなければいけないとしたのか、どうも教育界のすることはわからん。このおかげで、年代間のギャップが生じて話がしづらい時も起きるのだ。
今回の展覧会は、主に東海道五十三次の全宿場の版画と江戸の名所の版画が並べられていた。江戸の名所はいいとしても、五十三次全てを一堂に見ることができて非常に面白かった。
特に、初版物だけではなく、後刷や変わり図などが並べられ、比較しながら見ることができ、いろんな楽しみ方ができたのだ。
私が比較したのは何も版画だけではない、そこに書き込まれた文字の筆跡の比較だ。同じ人間なのに、「東海道」という文字だけでもいろんな書き方をしている。本当に同一人物と思えるような違いもあったりするが、みんな同じ広重なんだろいねぇ。版の切り方が違っていたりしたのかな?
版の違いは、いろいろあって、同じ版木でも後摺の場合に山の形が変わっていたりする。これはたくさん吸った後に、修復し、市の際に形が変わったのだろう、また同じ版なのに、色が大きく違ったものもある。なんで????
面白かったのは、変わり図だ。人物の数が増えていたり、背景が結構変わっていたり、変わらないのは広重のサインという。。。。
それにしても、ほとんどすべてがあいい構図をしているなぁ。。。と感心しきり。やはり天才の作品は素晴らしいと思うだけ。
11月20日まで開催されています。是非お気になられんことを。別に松坂屋の回し者ではございません。
「歌川広重」なんて名前は、正直申して私には馴染みの薄い名前である。私らが学校で学んだのは「安藤広重」である。いくら”歌川派”の絵師とはいえ、なんもは名前を今更つけなくてもいいと思うんだが、どこの誰がこうしなければいけないとしたのか、どうも教育界のすることはわからん。このおかげで、年代間のギャップが生じて話がしづらい時も起きるのだ。
今回の展覧会は、主に東海道五十三次の全宿場の版画と江戸の名所の版画が並べられていた。江戸の名所はいいとしても、五十三次全てを一堂に見ることができて非常に面白かった。
特に、初版物だけではなく、後刷や変わり図などが並べられ、比較しながら見ることができ、いろんな楽しみ方ができたのだ。
私が比較したのは何も版画だけではない、そこに書き込まれた文字の筆跡の比較だ。同じ人間なのに、「東海道」という文字だけでもいろんな書き方をしている。本当に同一人物と思えるような違いもあったりするが、みんな同じ広重なんだろいねぇ。版の切り方が違っていたりしたのかな?
版の違いは、いろいろあって、同じ版木でも後摺の場合に山の形が変わっていたりする。これはたくさん吸った後に、修復し、市の際に形が変わったのだろう、また同じ版なのに、色が大きく違ったものもある。なんで????
面白かったのは、変わり図だ。人物の数が増えていたり、背景が結構変わっていたり、変わらないのは広重のサインという。。。。
それにしても、ほとんどすべてがあいい構図をしているなぁ。。。と感心しきり。やはり天才の作品は素晴らしいと思うだけ。
11月20日まで開催されています。是非お気になられんことを。別に松坂屋の回し者ではございません。