2016年11月16日

仏さんに惚れ込んで。。。29 新薬師寺 薬師如来

 新薬師寺は、春日大社の南にある。私が若い子と、大阪に住んでいる当時、春日大社から新薬師寺に抜ける道は、かなりやばい暗がりの森みたいなことを言われていた。今では通る人も多く、周りも開発されたのでそのような物騒なところではなさそうだが、まぁ時代ですねぇ。。。

 新薬師寺は、何度言ったかな?大学の古美研で行ったかどうか?うん行っている、あまり確かな記憶は残っていないが、行ってはいる。大阪に住んでいる時に1度か2度行った、そして名古屋に戻って来てから1度行っている。
 最後に行った時には、本当に珍しく新薬師寺に住みつている関われている猫に歓迎された。猫に歓迎されるのは本当に珍しい出来事なのだ。そう行った思い出はあるものの、仏像はとなると、何だか亜怪しい。この寺で有名なのは、いずれも国宝の薬師如来と十二神将だろう。
 私の頭の中には、最初に訪れた時の十二神将の記憶が、今少し蘇りつつ。他の人は何というかわからないが、私の頭の中ではこの十二神将は、東大寺戒壇どう(戒壇院)の四天王と同じような印象なのだ。割とリアル感じの表現は、恐ろしいほどに思う。
 こうした十二神将のイメージが思い出されるのだが、なぜか肝心の薬師如来はとなると、実際に見た時の印象が蘇ってこないのだ。わからない。。。。。あの当時は本堂の中はガランとして薄暗く、ほこりっぽく感じた。そんな中に塑像のグレーの十二神将が並んでいた。そしてその中に薬師如来がいたはずなのだが、それが目に浮かばないのだ。写真を見れば、新薬師寺の薬師如来ということはすぐにもわかる。そかし現実に見た時のイメージは思い起こせないのだ。
 
 



 薬師如来の写真を見て毎度思うことは、「何でこの仏像はビックリまなこなのだろう?」なのだ。私の目には、あの薬師如来の目は、出目金でじっと、ちょっとお驚きながら相手を見つめているという感じがしてしょうがないのだ。
 十二神将とは、かなり違った印象になるのは制作時代が大きく違うということと、十二神将が塑像であるのに対して、薬師如来は木造ということで、その肌から感じる違いが多いきい面もあろう。

 新薬師寺さんには大変失礼話だが、本堂自体は結構あれた感じがするが、その中において写真からくる印象は、薬師如来が際立って綺麗で目立っている。にもかかわらず、なぜ私の頭には実際に見た時の印象が出てこないのだろうかと不思議でならないのだ。

 ビックマナコ、それは私自身の代名詞みたいな字だがあったが、そんな共通のイメージなのに。。。。もう一度訪れて、確かめなければならないなぁ。。。。と、思うことしきりである。 

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