2019年01月09日

円空仏 模刻の世界 笠松町慈眼寺 毘沙門天を彫る 1

 今日1月9日は毎月の体の調子のチェックを受け、その後で、名古屋の中村区からを下道を走って岐阜県笠松町の歴史未来館を訪れた。
 なぜ1月に行ったのか?それは毎年新年になると”円空仏の会”で新しく彫るネタを決めなければならない。と言って、それが会の方針というわけではないが、私自身の気持ちの問題として例年そういった取り組みをしてきている。
 今年は、悩みに悩んだ。何をほろうか?これまでいろいろな円空仏を彫ってきたが、いずれも私の好みのもの、もしくは話題性に富むものを選んできたのだが、7年もやっているとそれなりに一通り彫った来たという感じがある。
 円空さんは、生涯で12万体の仏像などを彫ったと言われているが、それはだいは像高数メートルもあるものから、小さいのは数センチのものまであり、その中から選ぶわけだがなかなか好みにあるものは少ない。それに、対象とする仏像を彫る材料の問題などもあるのだ。
 で、昨年末、最後の会の折にヒノキ材をもらった。高さ50センチある。結構な大きさなので、それなりのものを彫ることができる。そこでこのくらいの大きさの円空仏を手持ちの円空の写真集などから探した。ほぼ同じ大きさのものがいくつか見つかったが、私が絶対に彫りたくない種類のもの、縦横のバランスで彫れないもの、それらを外したら何もなくなってしまった。
 そこで、気持ちを切り替えて、これまで彫ったものの中で、もう一度挑戦したいものの中からえらぶことにした。一体が昨年も彫った羽島市中観音堂の”鬼子母神”、もう一体がここ数年彫っていない笠松町慈眼寺の”毘沙門天”だ。鬼子母神の本物は結構像高が高く、50センチに縮小するとこれまで彫ったものとあまり変わりない、もう一方の毘沙門天は本物よりも10センチくらい小さくなるが、これまでこの大きさで彫ったことがない。ということで結論的に”毘沙門天”の再挑戦と決めた。
 
 そこで先日から全体のバランスを計算して、実物を全体に縮小して彫るための計算をしたのだ。(最近の私は、この計測をすることは殆どない。もう写真からあくるイメージを頭の中で計算して彫り込むようにしているので、計測の筆意ようがないからだ)
 今回は、できるだけバランスを忠実に彫ってみようという気持ちがあるからという計測なのだ。

 左の画像がその計測したもので、写真集の写真をコピーし、その上に画像での計測値を書き込み、その上で全体の像高と材料の高さの比率をかけてすべての計測値の彫るための数値を決めていく。
この方法は、会に入ったときに先輩から教授された方法だが、他の会の人達はどうしているかは聞いていない。
 もう一つ、模刻という独特の世界であることで、できるだけ実物に近いことが重んじらているようです。オリジナルの円空仏は、他の会ではご法度とも聞いていますが。。。

 大筋はこの計測値を基に彫り始めるのだが、私の場合はどうしても”創作したい”という欲求を完全に抑えることができないので、どこかから自分なりのアレンジが入っていく。
 今回もその傾向は否定できないが、なんとか久々なので、できるだけ忠実な比率を守っていき、顔のあたりだけは私の好みに仕上げてのいいかとは思っている。

 この作彫り始めてどう仕上がっていくかは、また時折その制作過程を記事にしてアップするかなと思っていいる。
 まだ十一面観音も仕上げっていないのに、とのお叱りを受けるかもしれないけど、作風の違うものであり、目的も違うのでご理解賜りたく存じます。

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