2024年07月30日

パリ オリンピック 柔道を見て あぁ日本式の柔道ではないわ

オリンピックが始まって
もう4日になるのかなぁ
何せ8時間の時差があるので
競技の放送を生で見ることが難しい

柔道は1日で決勝まで行くので
見ることができる時間は見ている

初日は
女子は 角田 夏実 が金メダルをとった
そのあと
永山竜樹は準々決勝で負けて
敗者復活で銅メダル

2日目は
阿部詩が2回戦で負けてしまって
畳の上で大泣きして
それが会場の「ウタコール」を呼び起こした
人の心は温かいものだと
兄の阿部一二三は見事金メダルを取った

3日目は
女子 舟久保 遥香
男子 橋本 壮市 
いずれも敗者復活戦で銅メダル

この3日間
見ることができるところだけ見て
色々思うこともある


画像は舟久保 遥香の
敗者復活戦の異場面を借りました


かなり以前から思っていたことだけど
最近の柔道の世界での試合は
嘉納治五郎が編み出した日本の柔道ではない
(生意気なことを言ってますが)

私は学校での授業の中で教えられた
またいろいろな話から教えられた
嘉納治五郎の柔道は
力任せでするものではなく
相手の力をうまく利用して
相手を倒すことと

日本の選手は
かなりその考えができていると思う
だから綺麗な投げ技が決まることも多い
しかし
今の世界の柔道は
自分の力で相手をねじ伏せる
そんなふうに見えるのだ
だから
襟や袖を掴まれて
力で動けないようにされてしまう
投げようにもそこに入ることが難しい

そんな状態なのに
まともに日本式のもので戦おうとするから
無理に投げに入って潰されてしまう
そんなことが続いていようにさえ見る

この辺りの戦い方は
日本での基準で戦いの方法ではなく
世界での戦い方を分析して
試合に臨む必要があるのではないのか

力で捕まえられても
それから逃げられる体力を持ち
切り替えが効く俊敏さを持って
力の外国選手に望まねば
ならないのではないかと


力、体力、身体機能のさ
これは柔道だけではなく
他の種目も同然だと思う

例えば バレーボール
平均身長が10センチ近くも違う相手に
真っ向から
力まかせのスパイクを打ち込んでも
簡単にブロックされてしまったりしている

昔々のバレーでは
選手それぞれが頭を使っていた
例えば森田選手考案(と聞いている)の
一人時間差
これで背の高い相手を翻弄した
今時これをする選手はいるのか?
それに類したことを考えているのだろうか?

体格差があるのなら
それを克服する方法を何かあ考えなければ

スポーツというと
気合いだ 気合いだ で代表されるように
根性で乗り越えるもの
そんな考えが主流か?

今はそう言ったことではなく
それなりに試合のデータを分析して
どう戦うべきかということを
考えねばならないのではないかと

先日
テレビの何かの番組で言っていた
「今の日本のバレーは頭を使っていない」って

柔道では
相手の力を
なんらかのフェイント動作で
うまく利用することを考えないと
潰されて終わりではいなだろうか?



あぁ
それから
柔道では審判の判定も
日本の審判員ではないことが大半
ここでは
技の見極めも
かなり違っていように思う
このことも
戦い方の考えの中に入れておかないと
反則負けのケースも多くなるのではないか?
力で組まれて技がかけられないと
指導を受けることになる
これも何度も見てきた

それに対してなんの対策も
できていないようにすら見える


たまにしか競技番組見ないのに
偏った目で見ているかなぁ?
特に柔道は
本来の技の競い合いの試合が見たいものだ

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