化石の戯言

TV界恒例の３月の番組改変期がやってきた。
　３月も半ばとなると、最終回それもSP番組が多くなる。

　１２日は水曜日、夜７時からは「愛のエプロン」を見ていた。見て笑って楽しむ番組として８年間も見ていたわけだ。
　この番組が来週で終了ということだ。８年前始まってから、いろいろと芸能人が作る料理を見て、本当に面白かったのだが、人気が出てからスペシャル番組でのコンテスト形式をやってからおかしくなった。ただただバックを飾る番組になってしまって、本来の料理を見ることが出来なくなってきたように思うのだ。
　８年も続けていれば、それなりに変化がほしいのかもしれない、視聴率を稼ぐためにはインパクトのあるものにしなければという焦りが、空回りしてしまって余計に落とすという悪循環になったのではないか。
　ここ数回はあまりにていなかったが、なんやら『辛いもの』を我慢して食べるなんていうことをやらせていたように思う。コンなのはこの『愛エプ』本来の趣旨世は大きくずれていたのではないか。だから私は見る気がしなくなっていた。
　
　１２日は最終回前編と台売ったSPだったのが、ここで昔の本来の姿の部分再放送。これをm、いていて思ったことは、このまま続けていたほうがよかったのではないかと、番組としてのアイデアは素朴なほうがいいような気がするのだ。
　変な方向にエスカレートさせた番組は、だんだん面白みがなくなっていく。

　これは、何も『愛エプ』に限ったことではないが、変にエスカレートした番組はだんだん市庁舎が離れているような機がする。

　水戸黄門　は４０年も続くお化け番組だが、デジタルになってからはなんとなく本来の姿を忘れたように思えている。きれいな画面にはなったが、本来の『水戸黄門』の辿ってきたストーろが希薄になったようにも思っている。

　この３月でいろんな番組が消えていく、そしてそれに代わる新しい番組になるが、出来れば息の長い番組のアイデアがほしいと思っている。