化石の戯言

　花さんに『墓参り・・・』にコメントをつけてもらって、それで思い出したことが。コメントは『沢山お客がいるところは・・』なんですが。。。

　花さんのコメントと裏腹になってしまいそうですが、
　　　こんな一面も子供のころに指摘されていたというお話として
　　　受け止めてください。

　確か小学校の国語の教科書だったような記憶なんですが、ハエの親子の会話なんです。ひょっとしたら、中学校の英語の教科書だったか？　何しろ遠い記憶なので。
　こんな内容、ニュアンスの会話です。

　親子が飛んでいると、向こうの方で沢山のハエが集まってわいわいやっている。
　それを見た親子です。

　　子供：　お父さん。みんなが集まって遊んでるよ。僕も行きたい。
　　親　：　本当に沢山遊んでいるなぁ。
　　子供：　だろう？僕も遊んでくるよ。
　　親　：　いや、ちょっと待て、あれは変だぞ。
　　子供：　どうしてだよぉ。
　　親　：　よく見てご覧、沢山いるけど
　　　　　　　みんな騒いでいるだけで、動いていないよ。
　　子供：　本当だ。何しているんだろう？

親子は少し近くによった

　　親　：　そうか。あれは、ハエ取紙なんだ。
　　子供：　なに？ハエ取紙って？
　　親　：　あれはね。人間が作ったもので、
　　　　　　私たちハエを捕まえて殺すためのものだよ。
　　　　　　一度くっついたら、逃げられないんだよ。
　　　　　　だから、みんなが沢山いるからって、行くと大変なんだ。
　　子供：　へぇ。　行かなくてよかった。

　なんてイメージなんですが、
　これは、みんながしているからいいというものではないという
　　教訓めいた話でした。これが、私には重くのしかかっていた人生のような。
　　おかげで、いつも主流ではなく、外野からものを見ていたような。。。