化石の戯言

　川越は、目下朝ドラ「つばさ」の舞台になっているので、めったやたらと観光客が着ているといった感じだ。もともと、古い町並みを保存して、それを観光資源にしているからそれを目当てに来るわけだが、それに『つば』さ』効果が加わっているのだろう。

　私の場合は「つばさ」は正直どうでもよく、「室生あきこ』という女医さん探偵を浜木綿子が演じていた昔々のサスペンスの記憶がかなり残っているので、その舞台を見てみたいという気持ちがかなりある。しかし、もう時代が変わっているらしく、浜木綿子が歩いていた商店街の雰囲気がなくなりつつあるのかな?それとも別な場所何ぼだろうか?
　あのドラマはもう十年以上前だろうから、交通量などもかなり違ってたのかもしれない。とにかく、今回訪れた日は、交通量が多くて道を横切るのに危険なときも。
　途中で、この商店街の人だと思う人とお話をしたが『バスに乗るよりも歩いたほうが早いかもしれないよ』とのことだった。


　蔵の家は、数件見たらもう飽きてきた。中に入ってみればまた別なのだろうが、お土産やらいも菓子を売っているところが多く、私には興味があまりわかないのだ、

　トップの写真は、川越でもっとも有名な建物『時の鐘』だが、この写真ではあまり人が写っていないが、こういう感じで撮影するのは至難の業。丁度、昼の食事時間になったので観光客が食べ物屋さんに入り込んだ頃を見計らってとってきたものだ。


　この鐘の場所は、『薬師神社』という神社なんですね。鐘の下を潜り抜け入り込むと説明の高札やら願掛けの絵馬がたくさん並んでいた。

　『薬師』というとお寺の感じなんですが、ひょっとしたら昔は『神仏混淆』の影響でお寺でもあったのかもしれない。明治時代の初期に分離させられたことの名残なのかもしれない。これは、また後で他のお寺でも出てくる。