2009年06月04日
五木寛之・親鸞 七箇条誓文
五木寛之氏の小説『親鸞』
ストーリーは、法然が書いたとされる『七箇条誓文』に入っている。しかし、この誓文を書かねばいけなくなった経緯が、どうもはっきりとせず。これから出てくるのか。実は出ているようにもとれるのだが、何となく噂の段階のような気がしている。
この誓文には親鸞は『綽空』のなで署名をしている。ということは、親鸞にしてみれば噂の段階ではないと思うのだが。それに一番の問題は、比叡山からの抗議文がまだ書かれていない。この抗議文に対して法然が回答する訳なので。。。
しかし、先週あたりは、よからぬ連中の謀議が書かれていたが、その謀議の延長で誓文になったようになると疑問だよなぁ。。なんて思ったりもする。
それと、ここのところ法然の著書『選択本願念仏集』が話題になるが、この書物は門外不出であるはず、ちまたで噂になっているのであれば、門が不出の意味がない。それが不逞の輩の話題に上るとなると、どこかで漏れてしまっていることになる。という前提に立つと、もっともっと奈良やら比叡山(これらを南都北嶺)から猛抗議を受けていいはずなのだ。
何となくこのあたりのちぐはぐさが気になる。
『選択本願念仏集』に関しては、いずれ明恵の批判受けることになるので、どこかで漏れていたことは確かだが、ではいったい誰が漏らしたのか?本来は、法然の信頼厚い弟子だけが見る、読むことができた書物である。まさか、書くことを望んだ九条兼実や、親鸞が漏らしたのでは?なんてねぇ。。
そんなストーリーにはしないでよ。
しかし、小説とはいえ、不逞の輩の動きは、どっからの発想?いずれ斬首刑に処せられる先輩がその仲間に加わっているわけだが。。。。しかし、それが原因で斬首になったわけではあるまい。
この先には、もうほんの少しで『承元の法難』が待っている。
何となく、そこに行方不明になっている恵信(親鸞の奥さん)の妹が出てきはしないかと。
ストーリーは、法然が書いたとされる『七箇条誓文』に入っている。しかし、この誓文を書かねばいけなくなった経緯が、どうもはっきりとせず。これから出てくるのか。実は出ているようにもとれるのだが、何となく噂の段階のような気がしている。
この誓文には親鸞は『綽空』のなで署名をしている。ということは、親鸞にしてみれば噂の段階ではないと思うのだが。それに一番の問題は、比叡山からの抗議文がまだ書かれていない。この抗議文に対して法然が回答する訳なので。。。
しかし、先週あたりは、よからぬ連中の謀議が書かれていたが、その謀議の延長で誓文になったようになると疑問だよなぁ。。なんて思ったりもする。
それと、ここのところ法然の著書『選択本願念仏集』が話題になるが、この書物は門外不出であるはず、ちまたで噂になっているのであれば、門が不出の意味がない。それが不逞の輩の話題に上るとなると、どこかで漏れてしまっていることになる。という前提に立つと、もっともっと奈良やら比叡山(これらを南都北嶺)から猛抗議を受けていいはずなのだ。
何となくこのあたりのちぐはぐさが気になる。
『選択本願念仏集』に関しては、いずれ明恵の批判受けることになるので、どこかで漏れていたことは確かだが、ではいったい誰が漏らしたのか?本来は、法然の信頼厚い弟子だけが見る、読むことができた書物である。まさか、書くことを望んだ九条兼実や、親鸞が漏らしたのでは?なんてねぇ。。
そんなストーリーにはしないでよ。
しかし、小説とはいえ、不逞の輩の動きは、どっからの発想?いずれ斬首刑に処せられる先輩がその仲間に加わっているわけだが。。。。しかし、それが原因で斬首になったわけではあるまい。
この先には、もうほんの少しで『承元の法難』が待っている。
何となく、そこに行方不明になっている恵信(親鸞の奥さん)の妹が出てきはしないかと。