化石の戯言

　関ヶ原の後始末。家康の腹の底をいかに汚く見せるかに筋書きを整えた回だった。

　三成をさらしてはいるものの、福島政則が酒を持ってきて、周りを追っ払って愚痴を言う。何とも緊張感のないドラマ作りには感心する。
　初音が、わざわざ兼続に戦果の報告に会津まで行くが、帰り際の兼続の初音にかけた言葉が、何となく冷たく感じたのは何故かな？と自分でも思う。

　関ヶ原から家康が征夷大将軍になるのに２年半かかる説明が入ったが、その間の時間の流れ、各大名の動きがイマイチ分からない。家康にはかられたとはいうものの、ではどうしようかと言うことも、伊達も前田の出てこない、この時代の動きの大切な時期に。

　今回は、フカキョンはなし。常盤貴子、比嘉愛美、長澤まさみ、これだけかな？？女性陣は。と、ここに、あの兼続幼少の役をやった坊やが、兼続の息子役で出てきた。CMではぱっとしない彼だが、また時折顔を見せてくれるのかな？

　しかし、もうドラマの時代が大きく動いていく。家康が幕府を開き、天下統一の既成事実を作り上げていく。次回はそのために、上杉が・・・・・
　関ヶ原に出向かなかった報いか？豊臣方の重鎮の多くが転封される。しかししかし、ドラマの作りで、家康の人物かなり小さく見える、困るなぁ。。。