2010年04月18日

龍馬伝 第16回 勝海舟

 昨週も見ていたけど、書くまでの時間がなかった。

 今週は、龍馬が千葉道場を中継して、松平春嶽に会い、勝海舟への取り次ぎをしてもらう。なんとか成功して会うには会ったものの、ことごとく罰を付けられ一旦は弟子入りかなわず。しかし、その後に武市半平太が勝に会い、かつは龍馬の再テストをする。
 そして、そこで龍馬は自説をぶちまけ、勝の気に入られることに。そして、咸臨丸に乗り込む。

 これが龍馬と勝海舟との辛みです。
 その他に、千葉道場では、佐那やその兄がやきもきしているのに、龍馬はそれには素っ気なく。。。


 時代の変わり目、
 こういったときは、カリスマ性のある人物が必要となる。そういった人物が時代をリードして行くからなのだが、勝海舟はその最たる一人だろう。幕府の中での地位はそんなには高くはなかった者の、軍艦奉行として力を発揮し、幕府の最後を見届けるかのように、西郷隆盛との交渉に臨み江戸城を無血開城に導く。
 そんなカリスマ性のある勝だが、明示にはいり時代が落ち着くと、消えてしまっている。カリスマ性のある人間は、黎明期、激動期、変革期には必ず登場するのだが、安定する戸、その人間は邪魔者扱いされてき得ざるを得ないらしい。
 わたしは、今の日本は激動期にあると思っているけど、カリスマ性のある指導者がでて来ていないことを憂いている。民主の幹事長はカリスマ性があるとは言うものの、時代の要求のカリスマ性ではないように思えて。問いって、それに変る人物が今はいない。でると叩かれる。みんなで叩きあって、つぶしあって、にっちもさっちもいかない状態になっているようにさえ思える。
 
 これは、政治の世界だけど、他の世界にも同じようなことがいえているような気がする。カリスマ性のある人物は、今の日本では敬遠されるのだろうか? 今こそ必要なときだと思うのだけど。

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