2010年08月15日

龍馬伝 第33回 亀山社中の大仕事

 奇策。龍馬は、長州の欲しがる軍艦と鉄砲を薩摩名義で買うという。これに、長州の桂と高杉が乗って、亀山社中が動き出す。最初はこの話を真に受けなかったグラバーに龍馬は土下座してもう一度話を聞けと頼み、その席に女商人・大浦慶が同席し、系がぐらーバーを他に仕事を振ると脅してグラバーに了解させる。
 この席で龍馬は、薩摩と長州が手を組むことで日本が大きく変わり、その変わり目でグラバーは大もうけできるだろうと話をするが、これにはグラバーも大浦慶も驚きを隠せずにいた。

 実際に商談が始まったところで、その様子を芸子のお元に嗅ぎつけられるが、このお元が隠れキリシタンであることを龍馬は偶然見ていしまい、お互い黙ることで話を落ち着かせる。が、お元の心はかなり揺れているようだ。それも龍馬がこの先世の中が変わることをお元に話したことから。

 商談には龍馬は参加していない。『難しいことはわからない』といって。それが本当かどうかはわからないが、亀山社中の岩会メンバーとグラバーの間でとりあえず軍艦の部分が成立。これを龍馬は西郷と桂に伝える。そして、双方が手を結ばねばならなくなったことを力説する。

 これで、倒幕の動きの大きな裏の動きが始まったわけだ。
 迷子かくけど、本当にこの時代の若者たちは世の中を変えるために命をかけて奔走したわけだ。
数人の若者たちの力はすごかったと思う。世の中を変える、変えたい、そんな志のある若者はいまの世にもいると思うのだが、今の政治の世界は古い人間が権力を握り、その権力に振り回され、その傘の下でないと力が発揮できないシステムらしい。
 もういい加減に、そんな裏の権力を握る人間なんか無視した政治家が出てきて、それを守り立てる国民の目と支援が必要な時代ではないだろうか?
 今のままの政治と官僚の流れでは、いつ日本の経済は破綻するか分からないから。国、地方自治体すべての役所の中でも無駄遣いは、官僚主義、そしてそれを錬金術のごとくする利権権力。それがどれだけの余分な金を使い、日本の借金をどれだけ膨らませているか。本当の姿を知ったら逃げ出したくなるかもしれない。

 若い政治家を知ってはいるけど、役人のすることに対して批判的ではない。ふぉちらかといえば容認する方向にある。政治家は、圧面役人のすることの管理者なのにもかかわらず、いいなりになっているように見えてしょうがないのだ。

 毎度書くが、 若い人よ、やはり立ち上がるべきだと思うよ。君たちの将来のために、日本を変えなくては。私たちの将来はもうそんなには長くないのだ。将来は本当に君たちのためのものだ。だから君たちがその将来を握らねばならないのだよ。

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