2010年08月15日

イ・サン 第52回 波紋を呼ぶ側室

 王=イ・サンの側室は旋回輿入れしたのだが、その初夜に王は側室のもとに図書署に行きソンヨンを話をする。話をするといっても、さんがソンヨンの本心を確かめるということなのだが。。
 ソンヨンは、画員になったのは本心であると再度伝えて、それでさんも決心がついたようだ。改めて、側室のもとに行くことにはなったのだが。。。。。。


 朝廷の政治の面では、老論派の反発がきつく、王宮入りに際しての身体検査を拒否してひと悶着を起こしたり、上官が身分が低いと悶着を起こしたり。これに対してチャン・テウ老論派の重鎮チャン・テウが王に直訴し『ホン・クギョンが権力をほしいままにしている』と。
 これに対して王は、本クギョンを当面表の舞台から外して、会議への出席を見合わせたのだが、これをホン・グギョンが誤解をして王から当座けられたと思い込んで王に時間談判を願い出るが、王はそこで遠ざけた理由を話し、王が全面的な信頼を置いていること再確認したホン・グギョンだ。

 老論派の抵抗はこれでは収まらず、暗殺に出ていく。そして諸市の役人を襲い、さらにはキ・チョニクの家に火を話す。キ・チョニクは煙を吸い重体となる。


 このイ・サン=正祖の話は実話をもとにしているらしい。実は、平日の夕方別チャンネルで「王道」という韓国ドラマがBSで放送されているが、これも正祖の話で、ホン・グギョンもソンヨンも出てきているようだ。
 多分に歴史に名を残した大・名王らしいのだが、ドラマで描かれているようなかなりひどい裏での権力争いもあったようにうかがえる。不安定な情勢の国の王ともなると本当の意味での命がけの人生なのだろう。

 
 それにしても、相変わらず儒教の教えの矛盾は、今回も感じるなぁ。。官職と身分(両班と庶子など)とどっちが優先されるのか?これが韓国の歴史ドラマを見ていていつも考え込んでしまうものの一つ。
 高級、役人、幕府などを守るための身分制度の根幹をなすが儒教だと思うけど、こうした矛盾はどのようになっているのか、日本の幕府の場合のこと考えても知りたいものだ。
 どっかで解説がほしいもの。

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この記事へのコメント
こんにちは
日本の場合は、
妾の子でも
正妻に子供がいなければ
跡継ぎになれます。
大奥には、
八百屋の娘などの
庶民の娘も入って
お世継ぎの母になりました、
むしろ、
正室が生んだ子が
将軍になったことの方が少なく、
たしかたった二人くらいです。
Posted by ともこ at 2010年08月15日 23:27
徳川幕府の世継ぎに関しては理解をしています。
韓国の場合では、ドラマで見る限り同じことのようですが、
日本の幕府の世継ぎの争い以上のどろどろした抗争があった雰囲気ですね。
Posted by 生田 at 2010年08月15日 23:40
 

  
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