化石の戯言

　最近トンボの姿を見ることが少ない。特にヤンマなんて見ることは皆無に近い私の住んでいるところ。

　昨日、清州に出かけたけど、仕事先の庭で一匹のトンボが。あぁ久しぶりに見るシオカラトンボだ。私の家の近くでも見ることはできるけど、例年８月の末ころだと記憶している。こんなに早く見るとは。
　塩辛を見ると秋に向かっていることを感じるのだが、この暑さからはちょっと早すぎるような気もした。


　昔の話だけど。小さいころ毎年行っていた現在は郡上市になってしまった、岐阜県の一番の過疎村で、今頃の季節になると見かけたのか、「盆トンボ」と子供たちがいっていたトンがある。黒い大きな丸い羽根の『チョウトンボ』のことだけど、これを見かけるとお盆だよというような意味合いだたらしい。
　あの村｛今は町になっている｝では、今は子供の数がものすごく少なくなっているし、川遊びなんてあまりしなくなっているかと思うけど、チョウトンボを見たら、彼らはどういっているんだろう？

　６０年もう前の話をまた思い出してしまった。。。。