2010年11月14日

龍馬伝 第46回 土佐の大勝負

 龍馬が土佐に帰った。鉄砲1000兆という土産を持って。そして土佐藩の音の山内容堂に会見を求める。
 抵抗していた容堂に、後藤象二郎が『今の世の流れを作ったのは龍馬にございます』と。その言葉に容堂は『なぜそれを隠しておったのか』と後藤に迫った。後藤は『龍馬が妬ましかった』と心の底を吐露する。

 これで、容堂は腹を決めた。龍馬に会い、龍馬の八策を読んだのだろう。そして結果的に「大政奉還」の建白書を書いたのだ。
 容堂としても覚悟の建白書である。徳川の威信が残っていれば、藩が取り潰され、お家断絶という憂き目になるやもしれぬからだ。その覚悟は後藤の「大殿の覚悟での建白書ならばハン氏はみなし互いでしょう』の言葉に腹を決めたようである。

 坂本龍馬という、土佐藩の一介の下士、しかも脱藩した侍の成し遂げた大仕事なのだ。これから先は、歴史上の事実として『らい性本館』は実現の方向に行く。

 ただ、これは龍馬の命を短くしただろう。世の流れを作ったものに対して、それによって消えざるを得なくなれう権力者からの反発は大きいものだ。(ドラマでは、この先のことはあと2回に・・・)
 こうした世の大きな流れを作るときは、命をかけなくてはならないこともあるだろう。今では命はともかくとしても、人生、生活をかけざるを得ないこともあると思う。
 それだけの覚悟があるか否かで、その人物の記憶が決まるのではないか。

 いつの時代でもそう思うけど、激動の時期は、それなりに覚悟をもった人間が必要となるのかもしれない。
 では、今の日本は?
 私は、ある面で激動の時代と思っている。いつ破綻するか分からない日本の財政事情からいって、この問題を解決できる人間は、それなりの覚悟をもった人間でなければできないのではないかと思っている。
 覚悟をもった、腹の太い政治家が出てくることを望んで。。。

この記事へのトラックバックURL

 

  
2015大津・京都の旅
1泊2日のドライブ旅行
2015北海道・道東の旅
1週間870kmのドライブ旅行
大学OB会と
50年ぶりの鎌倉
OB会の後に鎌倉と横浜に行ってきました
15年年頭 広島宿泊の旅
鞆の浦、竹原、宮島に行きました
14年秋 京都宿泊の旅
久しぶりに新幹線に乗りましたが・・・
13年秋 京都ドライブ旅
京都の紅葉の名所・毘沙門堂に行きました
12年秋 室生寺ドライブ旅
すてきな観音様と再会です
室生寺五重塔
12年秋 京都ドライブ旅
1年ぶりの京都です
三千院
10年秋 平泉ドライブ旅
4泊5日 2000キロの一人旅です
平泉・わんこそば
   
10年夏 室生寺 日帰り旅
素晴らしい観音さんに出会いました
室生寺・五重塔
10年初夏 宇治・長岡 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに黄檗山満福寺・六地蔵・法界寺谷寺・長岡天神
布袋さん
09年秋京都 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに 紅葉がきれいな京都
南禅寺の紅葉
08年秋京都 日帰り旅
08年11月25日貧乏・一人・日帰り旅の記録です。
鳳凰堂を望む
観光シーズン 京都の歩き方
京都市・地下鉄 東西線沿線
09年浅草と川越
浅草観音
07年信州の旅
上田城内
アクセスカウンタ
プロフィール
生田
生田
 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 24人
QRコード
QRCODE