2010年11月15日

10年秋の旅 42 親鸞聖人上陸記念堂

 埋蔵文化財センターでは、思いがけない記念撮影をして。。。 姫がいないことをいまだに悔やむよぉ。

 まだ雨はあがらない。冷たい雨が降っている。
 車を発進。セットしてあるナビの行き先は、えしんの里でセットしたままの「親鸞聖人上陸記念堂」。横道にそれているので、ナビがどうするかと楽しみしていた。案内が始まった。なんと、私の思っている通りの案内をしている。センターから春日山の交差点に出て左折して北国街道に入って、国道8号線を渡って、さらに北陸線の踏切も渡って…そして、一番面倒な交差点での左折も間違いなく指示をして、そして居多神社に突き当たって右折して。。。。。。へz。こんな裏道知ってんだぁと思いながら走る。

 もう、何度この道を走ったことか。常得るに来るだけでも6回目。そして時には3日ほど宿泊して走りまわったりして、その度にこの記念堂には足を運んでいる。だから裏道も自然と覚えてしまったりするンdなよなぁ。
 今日は、冷たい雨だ。初めてこの記念堂に来たのはもう12年以上前になる。長野オリンピックの年の4月2日だったか。前の日はこちらは雪だったようで、きたその日も氷雨が降る寒い日だった。そんなことをもいださせる冷たい案だ。
 今の記念堂周辺は、12年前とはかなり違っているように思う。あの当時は、今のように整備されていなかったかと。今回は私の前に先客の観光バスが。どこかの信者集団の参拝ツアーかな。私と入れ替わりにどっと出て行った。

 この石碑には「念仏発祥の地」と刻まれている。これをどう受け止めるかは、訪れた人の親鸞に対する気持ちで変わるだろうと思っている。
 この写真の石碑の右側の背景には荒れた日本海がうっすらと写っている。この日は、寒くて、風が強く、海からしぶきが飛んできているかと思うくらいだった。

 私は、4年ぶりに来たのだが、いつもと同じように石碑やら銅像の前で写真を取りながら一番奥の『見真堂』に足を運んだ。 ここには、親鸞の銅像がおかれている。銅像を拝むわけではないが、やはり顔だけでも見させてもらおうと毎度足を運んでいる。

 写真左は、外に立っている親鸞の旅姿。右は見真堂内の座像。見真堂内のは、もともと真っ黒なので、フラッシュをたいてもこのくらいにしか写らないのです。

 見真堂を出て、記念堂に足を運ぶ。トイレを拝借するつもりで入ったのだが、トイレから出てきたら、おもりをされている女性が上がってお茶を飲んで行けとおっしゃる。
 これは毎度のことで、どなたかがおられればいつもお茶をいただくことができる。実は、12年前には、ここでこの上陸記念堂を運営されている林正寺の先代の坊守さんとお会いしたのだ。もう80歳を超えられていたという話だが、本当にかわいいオバァチャマで、親鸞への思い入れを得々とお話下すった。そのオバァチャマは4年前にお亡くなりになってしまった。
 そんなお話を今回のおもりをされている女性と交わして、お茶をいただいた。

 天気が良ければ、この後はいつものように海岸に降りて、海を眺めるのだが、この寒さで雨ではそんな気にもならず。記念堂を出てからは、隣(すぐ近く)にある五智国分寺に車を向けた。


***
 天気のいい時で、運が良ければここから佐渡を見ることもできるそうです。
 今回で7回目、この場所に来るだけならこれの倍以上来ているけど、運が悪いのでしょうね。佐渡は見ていません。
 私のブログのトップ(最上段)にある写真は、この居多ヶ浜から見た日本海の夕日です。
 林正寺の住職が、よくこれだけうまくとれましたとおっしゃってました。

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