化石の戯言

　連続窃盗と殺人事件。窓ガラスを三角に切る手口から犯歴のある人間と・・・・
　お決まりのコースで、務めを果たして出所した人間が疑われて、あおして追い詰められて立てこもってしまうという。よくあるストーリーで、次週持ち越しとなった。

　今回は、心理分析がイマイチ、藤木直人演じる大学教授のジャムパンも今回は食べるところなかったぞ。

　という、非常につまらんないようだった。

　
　ひどいのは、犯人塚原のアリバイだ。同僚が徹夜で一緒に飲み明かしたというアリバイが、一言でひっくり返されている。単純に信用したりするのはいくらなんでも。このアリバイ証言に対しての裏を全く取っていないのだ。どっちが嘘をついているか、犯歴のある人間の言葉を嘘といくら単純なドラマとはいえ困ったものだ。
　
　さて、こんなことが現実に起きたら、警察はどう対処する？前科者を追い詰めてしまってそれが冤罪だとしたら、せっかく構成した人間をまた犯罪者に仕立てることになる。
　五人で追い詰められて、逃げての犯罪はそのくらいの罪になるというのか？誤認した人間は責任が取れるというのか？？

　来週は、ひょっとしたら最終回か？面白くないから終わってもいいけど。これでは、松下奈緒かわいそうだよ。