化石の戯言

　う～～～ん・・・　ネタとしては、かなり古いなぁ。一時食品偽装がこの世にはびこって世間をにぎわしたけど、それも今や数年前の話で、いまどきは厳しいから食品偽装はなかなか。。。。

　今回の遺留品は、会社が作った釜めし。ようは食物（と万歩計）、これをネタにいと村｛上川隆也｝は事件の真相を追っていく。なぜ、会社が作ったものをその会社の専務が買い込んだのか？これは、ストーリーとして出てきても正直って私には『自社製品買い』としか映らない。つまりはそこに何か会社の不正があると思ってしまう。

　自社製品買いには大きく２種類ある。一つは、今回のテーマの悪徳隠蔽。もう一つは、自社製品の価格維持のために安売り業者からない上げる。この２番目の方は、４０年前に勤めていた会社で経験済み。最初の自社買いは、あるにはあったけど、これは悪ということではなく不良品の回収でだったかな。（これはサイレントリコールに近くなるかもな）

　ドラマの本題に戻って
　この自社買いのために万歩計が絡んでくる。これはストーリーとして不思議なんだよなぁ。車を使って買占めに行っているのに、どうして歩いて勝ったものを運ぶ？車で運ぶと万歩計がいらなくなるから、無理やり歩かせているって思ったよ。
　この無理やり歩かせることが、最後の最後のストーリーに関係するんだけど、ここまでむりせんでもなぁ。
　
　このドラマで、殺されて専務が、１日１万５千歩歩いているのだが、これが大変だという。このくらいの穂数は、若い人なら１時間少し歩けば、可能だともうよ。私だって１時間歩けば万歩に近い数字は歩くから。
　買い込んだ釜めしをもって歩くからということなんだろうけど、これ自体に無理があるから、意味がねぇ。。不明になってしまうんだよな。

　もう少し、ドラマのストーリーとしては、現実的なテストをするべきかもな。

　**　添えのもの的に存在する女刑事＝貫地谷しほりが、かわいそう。中途半端すぎるから。
　
　と、いろいろ悪態ついているけど、この日はほかに見るものないのよねぇ。