2011年05月31日

下流の宴 第1回 息子の女

 黒木瞳のドラマ。
 どうもあの『ラブアゲイン症候群』のイメージがそのまま残っているので、なんとなく今回もそんなイメージの母親・・・・なんて思いたくもないけど。

 子供が二人いて、姉(加藤夏希)の方は女子大生で就活中。ところが弟(窪田正孝)は高校中退してフリーターをしている。旦那(渡辺いっけい)は早稲田を卒業した一流企業のサラリーマンらしい。
 息子の毎日の生活態度にイライラして、母親はつい「出ていけ』といってしまった。これをまともに受けた息子は家出して、ネットで遊んでいるうちに意気投合した女(美波)のアパートに転がり込んで同棲を始める。そして、結婚すると言い出して。。。。
 父と母は、その女を見てセットするとばかりに、女を連れ来いという。そしてその女を連れてきたが、どうにも合わない同士で。

 その女は、息子の親に会う前に自分の母(余貴美子)に相談。その母親は、多分ややこしいことになるだろうからやめておけと進言するが・・・

 こんなところがあらすじかなぁ。
 まぁ今の世の中にたくさんある事例なんでしょうね。わからんわけではないが、わが家がこうなったらどうしようとは思うけど、なってしまったのかならなかったのか、それともこれからなるのか。。。

 なんにしても、親が子供に期待をして力を入れ過ぎるととんでもないことになるだろうなぁ。私自身親からあぁだこうだといわれて高校まで。大学も自分の望むところではなく(最も望むところは行けそうにもなかったけど)母親の望むところに行ったものの、やっぱり自分の力不足でその後が大変だったよな。
 いっそ、逃げ出した方がよかったかもしれない。(しかし、悪いことばかりだったわけでもないけどね)

 前のドラマ『マドンナヴェルデ』での最後にテーマ『子供の未来』でも書いたけど、子供の未来=子供の人生は子供が決めるものなんだよね。親がああだこうだといって誘導するのは・・・・
 子供のためと思っていろいろ進言するんだけど、それは子供から相談を受けて始めてするものだったり、子供の生きざまを見ていてそれに合わせたものをするべきで、子供が思う前に進言するのは子供の尊厳を無視していると私は思ってた。(見方によるととんでもないいい加減な親といわれそうだ)

 このドラマ、この先どうなっていくのか分からないけど・・・
 今回の途中で、幼馴染の有名人(遠藤憲一)が登場。どうも下手をするとラブアゲイン症候群になりかねない雰囲気がないわけではないよなぁ。って・・・・
 

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