化石の戯言

　３月１１日。東日本大震災から丸１年がたった。昨年は金曜日だった。実家に行っていた日で、帰りの地下鉄に乗っていた。丸の内辺りだったかと思うけど、地下鉄が駅で止まったままになった。車内放送では地震があったので安全確認げできるまで止まるという。どのくらい止まっていたか?体感的には５分くらい止まっていたように思う。その後なんということもなくな動きだした。そして地下鉄からバスに乗り換えて自宅に帰ってテレビをつけて驚いた。関東東北で大地震だったのだ。そして私がテレビをつけたときにはちょうど津波が襲い始めつ寸前だったのだ。ヘリコプターか飛行機で津波の最前線の上空からの実況中継だったのだ。

　そんなことを思い出す今日なのだが。今テレビでは『名古屋ウィメンズマラソン』を放映している。昨年は震災のおかげで開催は見送られた。

　実はもう一つ『あれから１年』がある。３日ずれてはいるが、私が『前立腺がん』の疑いが出たのが３月８日だった。あの時はＰＳＡの値が３００を超えていて、医師が首をかしげた。おそらく過去のそんな値の患者を見たことがなかったからだろう。いくら専門外とはいえ、頼りない医師だったが、それでも紹介状の行き先で今かかっている大病院を指定したのは正解だったのかな?
　
　あれから１年。　それは、人それぞれいろんな思いがあるだろう。震災の被災者には『１年での区切り』はないかと思う。しかし、毎年『３・１１』を迎えるたびに、それなりの思いをもつことになるのだろうが。。。私の場合では、肉親の命日よりもしっかりの頭に根付いてしまっている。


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　１０時１０分　マラソンでは、野口が落ち始めている。もう３０メートルくらいは離されただろう。