化石の戯言

　なんか今回だけではないけど、画面が暗い上にストーリーも暗くて。。。。。清盛（松山ケンイチ）の妻の明子（加藤あい）が死んでその悲しみを背負った清盛と、今回は鳥羽上皇（三上博史）の奥さんの璋子（壇れい）が死んで、それに打ちひしがれる上皇がいて。。。それに加えて横にいる上皇の第二夫人・得子（松雪泰子）の表情も重いし。。。

　そんなところに東国から源義朝（玉木宏）が返ってきた。源の方は表情が明るいんだよねぇ。なんで平の方が重いのだろう?
　台本の意図がわからんのだなぁ。あぁ・・・やっぱり画面が埃っぽいのは気分が悪い。おそらく同じ思いをしている人が多いのかもしれない。いまいち視聴率が上がらないのもそのせいかもしれないな。

　タイトルの通りに清盛と義朝は再会したのだが、清盛はただ吠えるだけで、一方の義朝は冷静で。。。この扱いもわからんのだなぁ。まぁこのドラマの始まる前に「今までない清盛像を描く」って言ってたから何だろうけど、いくらなんでもここまでいじけた性格の人間が、日本を引っ張って行ったのかと思うと、大いに疑問で。

　そういえば、きよりもの妻の明子が死んで、時子（深田恭子）との絡みになってくるけど、このフカキョンのしぐさ、声がやっぱり細いなぁ。甲高い声んなんでどうしても軽く見えてしまうねぇ。この先どういう演技をするのか楽しみなんだけど。好きな女優だけにうまく演じてほしいと思ってはいる。

　あぁ。最後に、清盛が時子に強引に『妻になれ』と迫って、拒否するかと思ったら抱きついてしまって。。。周りは呆れてるわなぁ。見ている私もあきれた。軽い筋だ。
　”宿命の再開”は、義朝ではなくて時子だったのかな?