2012年04月08日

平清盛 第14回 家盛決起

 先日テレビで『羅生門』を見た。あの有名な黒澤明の作品だ。いまほうそうしているたいがどらま『平清盛』を見て思うことは、あの画面の汚さが似ているということ。羅生門はモノクロ、平清盛はカラー、それなのになぜか似ているように思う。
 ひょっとしたら平清盛のディレクターが黒澤カブレだったりして。。。。

 清盛(松山ケンイチ)の弟・家盛(大東駿介)が清盛に反旗を翻した。平氏一族が後鳥羽院の熊野詣の警護をするというときに、清盛の異母兄弟が一堂に集った。ここで家盛が「跡目は私と宣言してほしい」と父・忠盛(中井貴一)に迫る。ここで忠盛は即断せずにいたのだが、これに清盛が業を煮やして『ワシは降りた。跡目は家盛じゃ』といってその場を外す。

 まぁ、相変らすの清盛のいじけた姿だなぁ。これに対して妻・明子(深田恭子)がたしなめるのだが、なんとも清盛の人間性が小さく見えてしまう。

 この家盛の反旗は、藤原頼長(山本耕史)の後押しがあってもののはずだったのだが、家盛が清盛を一門の中で毛おとしたことを知るや、頼長は正体を表し「家盛が跡目を継ぐ力があるからではなく、扱いやすいからだ』と。そしてさらには『姿もいいから』と。。。。
 なんと頼長は男色だったのか? どこからこんな話になるのかは知らんが、こうした筋書きが本当に必要なのか?公家イコールなよなよ=男色は、いくらなんでもないぞよ。

 まぁ、しかし、これはもうこの先の一門内での争い、そしていずれの保元・平治の乱への布石になっていくのだろう。これはあくまでも歴史的な事実としての話だけど、ドラマではどうなるの?

 それにしても、視聴率が上がりませんね。先回13回は11.3%だそうな。NHKの会長も気にしているようだが、現時点でのストーリーの用語に終わっている感じで、なぜ上がらず下がっているかを理解していないようだ。
 前にも書いたように頼長の男色の雰囲気、清盛のいじけた性格、こうした登場人物のキャラクターが視聴者から反発を食らっているのではないか?もっと清盛が堂々とたキャラであってほしいのかもしれないのふぁ。当初から言われている『これまでにない清盛像』にこだわり過ぎて、いくらんでもというものにしてしまっているのではないのか?

 まぁ、私には清盛のいまのキャラがどうであれ構わないのが、これから絡みが多くなる源義朝始め源氏のキャラがなよなよしたり、いじけた雰囲気だけは勘弁してほしいと思っている。どうも我が家は源氏の流れであるらしいから・・・・(家系図あるわけでもないけど、どうもそんな雰囲気ね。自己満足)

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