2012年04月24日

37歳で医者になった僕 第3回

 今日は冒頭から ん?? 何だよね。
 紺野先生(草薙剛)は恋人の”すず”(ミムラ)が職場復帰したいというのを止める。鈴の親にいわれたこともあるけど、医者として安全サイドの話として話している。なんで?いつもなら、患者の気持ちをくんで、患者がやりたいという意思を尊重するのに。。。。
 

 担当患者の木島が店員という話になる。末期がんのためにこの大学病院には置いておけないということかららしい。これには疑問を持つ紺野だが、病院経営はベッドコントロールが必要といわれて、何も言い返せないでいる。
 記事間の主治医になるのか、紺野の指導医・新見(斎藤工)が、木島夫婦に対して最後通告をする。直る見込みはないと、そして転院を勧めその行き先はホスピスだ。これには紺野は冷たい扱いだと抗議はするものの。。。
 今のガン治療はどこまで進んでいるか?それはかなり進歩はしていて、ガン患者それぞれ適したものがあるのだろうがそれをいかにあてはめてくれるかは、担当医によって大きく異なる。それに医者の間でも学説によってかなり変わるし。これは、患者としては泣かされることなのだが、患者としては、医者の言うなりになっていると簡単に捨ててしまわれる。だから、患者も患者者としての勉強はしっかりしておかないと、取り返しのつかないことになる。

 木島の店員の件に関し、紺野野津両研修医・沢村(水川あさみ)が他の大学病院の医師を紹介し、アポまで取ってくれている。そしてその結果をカンファレンスで、時期間に対して新しい抗がん剤の適用を進言する。10人中7人の成功率だが、残りに関しては成果がなかったということは知れ渡っていた。これに対して、教授の佐伯(松平健)は治療方針を最終的に選択するのは患者だと紺野が木島に話すことを許可する。そして、紺野は木島にそれを話す。
 木島は、泣きながら「紺野のいうことなら信じます」とまで言わせるのだが、医局では準教授の森下(田辺誠一)が木島には転院してもらえと強硬に言われる。

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 私自身がガンを抱える身。直るものなら何でもするという気持ちにもなりかねないのだが、そこはそれ、しっかりと医師のいうことを聞き、そしてほかの医師の話も、学説も調べないと・・・・ と、余分なことを調べ巻くって、石を困らせているかもしれない。
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 紺野はすずにメールで呼び出されて幼稚園に行く。そこでミムラは働きたい気持ちをぶつける。

 木島の件について教授と医局長・中島(鈴木浩介)が話している。中島は紺野の独断専行が激しすぎるのではないかと、これに佐伯教授は「紺野のタイプはストレートで、のめり込んで自滅する」から放っておけ」というような。。。
 木島が新薬投与に承認のサインをした。木島の子供が「直るの?」と聞くが、紺野が答える代わりに木島自身が『大丈夫だよ』と。
 このことに関して、医局の中は紺野に冷たい。

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 大学病院。うらは恐ろしいところです。実験の場でもあるので。患者は、助かりたい一心で被験者に参加するが、それは本当に患者として命をかけたかけになるんだよなぁ。。
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 木島に投与した結果は、いい方向に進んでいて、主要も小さくなり病状は安定してきた。そして、この分でいけばひと月で退院かと。これを木島に話す。木島は『奇跡みたいだ』と喜ぶのだが。
 木島の容態が急変する。紺野は帰宅し、すずを迎えに行くが、そこで木島の娘にもらった雨を遅¥としてしまう。倒れた木島を見つけたのは沢村だ。木島は肺からの出血が原因で死亡していた。

 ナースセンターに来た木島の娘は、なぜだと紺野に詰め寄る。治ると言ったではないかといいたいのだろう。沢村がいう、『あの子は裏切られたという気持ちを持ち続けるのだ』と。
 患者の立場としては、助かるための賭けの新薬投与。これで死を早めたら、裏切られたと思いたくもなるだろう。佐伯教授は、「奇跡はめったに起きないから奇跡なのだ」と。

 木島は、紺野に手紙を残していた。そこには、生きるる可能性の選択をさせてもらえたことに感謝する気持ちがつづられていた。

 担当患者を死なせてしまって、その遺書を読んで涙する。この医者、精神的に耐えることができるかって?思わされてしまうね。

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 医療の現場の難しいところをかいているけど、医師たちの本当の気持ちはどうなんだろ?本音はどうなんだろう?
 昔、ある知りあいの医師が言った。「痛いのは患者だから」と。

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