化石の戯言

　もう、画面のボケ、白いのは書きたくない。と思うほどにひどい。私の白内障が再発して眼球の濁りで画面が白く見えるのかと思うほどだ。

　どうにも今回は腹が立って。
　平の義朝（玉木宏）が藤原信頼（塚地武雅）に丸めこまれて信西（阿部サダヲ）の首を採るために、帝と上皇を幽閉して、参上伝と新税の館を襲撃。まぁ、ドラマだからいいようなものだけど、閉経嫌いの源氏すきの私には、いたたまれない杉が気で、それもここまで義朝が馬鹿に描かれては腹が立たないわけにはいかないのだ。
　まぁ、清盛（松山ケンイチ）が熊野詣に出かけているすきにと。。。それが、清盛が採って返してくると、祖師ともは息子に待ち伏せを許さないで清盛の入洛をまつ?そんなバカな?戦略に長けた武将ならそんなことは絶対にしないだろうに。そこまで馬鹿に描かれているから腹が立つのだ。

　信西は、結局自害。ホントか?自害したのものの首をはねて高くつつして。。。まるで戦国の世の表現だなぁ。戦国まではまだ数百年あるよ。
　今回のドラマのあのところではまだ戦にまではなっていない。つまり『平治の乱』の『乱』は”謀反”の段階に過ぎない。なのに今回のタイトルは『平治の乱』。せめて『平治の乱始まる』じゃぁないか?
　次回からは清盛と義朝の戦いになり本当の意味での平治の乱だ。結末は分かっている。しかし、そこで清盛は後世になって評される大失態をしているのだ。これは、今回のドラマで義朝が清盛の入洛を許したことが本当なら、同じくらいのレベルでの大失態だどっちもどっちだけど、史実は清盛の大失態だって、私は思っている。

　さて、視聴率は相変わらず低くて、NHKのトップが「玉木宏=義朝を使ってテコ入れを」なんて言っているらしい。義朝はもう遅いから、もっと頼朝を使うべきかな?まだ義経は出てきていないから。。