化石の戯言

　今日は、金山のボストン美術館に行ってきた。見たのは当然「日本美術の至宝」

　もう２０年も前になるけど、本当にボストンまで行って美術館を見てきているけど、その時は子供たちが外国の作品を見たということで日本の美術品を見てこなかった。
　それからかなり時間がたって、名古屋にボストン美術館の出先ができていろいろ見せてくれているけどこれまで見ることはなかった。

　しかし、今回は見ておかねばいかんだろうとばかりに行ってきた。
　まぁ、見てみたいと思っていたものが並んでいたのでそれには満足だったけど。。。。実物を見て疑問もたくさん出てきたなぁ。。。
　世襲の若いときの作品といわれているもが、なんか腕が違うのではないかともう様なデッサン力だったり、蕭白の作品がこんないは多かったけど、その彼の署名に統一感がなくて、なんでだろうという大きな疑問。これには展示の中では開設されていなかったなぁ。。。

　そんな疑問はさておき、館内がものすごく寒いのである。とにかく寒い。入口を入ると、ショール、ストールを貸してくれるとか言っているくらい、とにかく館内は寒いのだ。うっかり上着を持っていかなかったので寒いから、ショールを借りた。恥も外聞のない。ただ、女性が羽織る派手な色は勘弁してもらって黒いのを借りた。
　それを最初はセナ赤の方にかけていたのだが、汗が引いた後は腕がとにかく冷たくなるので、前から掛けるという非常にみっともない恰好をして。。。。

　出るときに係の女性に寒い理由を聞いた。知ってはいたけど。。　ボストン美術館との契約で、保存状態を守るための温度調整だって。
　しかしねぇ。本物のボストン美術館ではそんなに寒くなかったと記憶している。ボストンは割と名古屋と気候が似ていて蒸し暑かったのだけど、そんなにエアコン聞かせてなかったともうけどなぁ。。。

　これからお出かけになる方、上着を一枚お持ちになってお出かけください。