2013年02月03日

八重の桜 第5回 松蔭の遺言

 幕末の激変する政情の緊迫の中という指示が気になるはずなのだが。どうにも緊迫感がないんだよなぁ。今、横では、井伊直弼が水戸藩士に暗殺されたところなのだが、そこに至るまでの筋書きが希薄なのかどうにもインパクトに欠ける。
 確かに、このあたりは歴史的に有名な話しばかりだから、筋書きとして作り替えもままならないから苦しいのかもしれないが、とにかく緊迫感もないしインパクトもない。

 ここ数年。毎度同じことを書いて来ているような気がする。龍馬伝の時は僧でもなかったと記憶しているが・・・・なぜだろうと、脚本家の名前をさかのぼってみてみた。へぇ・・・龍馬伝以外は、ここ数年女性の脚本家なのだ。
 篤姫の時は緊迫感もあったし、インパクトも合ったのだが、あの脚本家は女性だった。しかしその同じ脚本の『江』はイライラした脚本だった。違いはどうも篤姫には作家がいたが、江はいなかったからかも・・・

 別に女性のか訳本かを卑下しているわけでもなく、嫌っているわけでもない。ただ、現実に私が感じていることを逆に見ると思いつくのがこうしたきゃウ本ということころに行き着く。
 今回もそうなのだが、何か新しい歴史観を出そうとしているもだろうか?昨年の『平清盛』が新しい清盛像を作りたいと言っていたが、史実かどうか分らない筋書きを持ってこられても納得いかない者だったし、一番は歴史的に、荒廃した情景を描くことに全く現実離れしたホコリっぽい画面を作ったことだ。
 今回も、時代的にまだまだ空気は須んできれいなはず、それなのに何か全体にぼけている背景は、もうそれだけで見る気が失せてくる。昨年の二の舞かって・・・・

 西島秀俊がいい縁起をしているから、ものすごくもったいないように思うのだ。
 今回は、吉田松陰が安政の大獄で処刑になった逸話がメインなのが、手紙=書状の件エテャなかったのか?韓国ドラマのように賄賂でも使って症状をそのまま外に出したのか?このあたりをうまく表現してくれないといつまでも緊迫感は出てこないように思うけどなぁ。
 
 歴史的事実に基づく話しなので、そういった情景を見る方が描けるようなドラマにしてほしいのだが・・・

****
 横浜で、外国人が二人斬り殺された。その処理はどうなった?生麦事件では大変な騒動になった者だが、今回の筋の中ではどうなった?

この記事へのトラックバックURL

 

  
2015大津・京都の旅
1泊2日のドライブ旅行
2015北海道・道東の旅
1週間870kmのドライブ旅行
大学OB会と
50年ぶりの鎌倉
OB会の後に鎌倉と横浜に行ってきました
15年年頭 広島宿泊の旅
鞆の浦、竹原、宮島に行きました
14年秋 京都宿泊の旅
久しぶりに新幹線に乗りましたが・・・
13年秋 京都ドライブ旅
京都の紅葉の名所・毘沙門堂に行きました
12年秋 室生寺ドライブ旅
すてきな観音様と再会です
室生寺五重塔
12年秋 京都ドライブ旅
1年ぶりの京都です
三千院
10年秋 平泉ドライブ旅
4泊5日 2000キロの一人旅です
平泉・わんこそば
   
10年夏 室生寺 日帰り旅
素晴らしい観音さんに出会いました
室生寺・五重塔
10年初夏 宇治・長岡 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに黄檗山満福寺・六地蔵・法界寺谷寺・長岡天神
布袋さん
09年秋京都 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに 紅葉がきれいな京都
南禅寺の紅葉
08年秋京都 日帰り旅
08年11月25日貧乏・一人・日帰り旅の記録です。
鳳凰堂を望む
観光シーズン 京都の歩き方
京都市・地下鉄 東西線沿線
09年浅草と川越
浅草観音
07年信州の旅
上田城内
アクセスカウンタ
プロフィール
生田
生田
 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 16人
QRコード
QRCODE