2013年03月19日

ラストホープ 第10話

 今回のテーマは、生体肺移植。

 難しい問題ですね。このドラマの設定は、近親者(詳しくは忘れた)のみがドナーになりうるために、息子二人にドナーになる意志確認をする。
 長男(要潤)は拒否、次男(石田卓也)は応諾。これで話が進んでいたが・・・

 長男の拒否の理由は、「ドナーになりはいを提供すると、今度長男の子供に移植が必要になった時にドナーになれないから」ということだが、これは親として子供に対しての医師としては当然といえるだろう。しかし、この長男は最終の意思確認でドナーを受け入れる。それは、「ドナーにならないと先々後悔することになる」という。これも子供として親に対する気持ちとして当然のもの。
 ドナーの意思確認を求められると、その提供が親だけでは各近親者の場合に必ずと言っていいほどに巻き込まれるジレンマだと思う。前にも書いたけど、脳死判定者のペースメーカーを止めるときの意思確認よりももっときつい問題なるかもしれない。

 私は、正直言って”移植”は賛成できないのだ。自分がその立場になったら、考えは変わるかもしれないが、やはりかねなければできない治療の一つということがい大きな理由だが、もう一つはやはり命は人間が他人様の命を左右してはいかんということなのだ。
 脳死判定での生体移植は、この最たるもので、やはり心臓死していない個体の鼓動を止めるのは神のすることであって、人間がすることではないと思う。これは脳死とペースメーカの関係とはかなり立場が違う。

 心臓が生きていれば、血は通っている。生きているとごく当たり前位に思われる。その心臓を人為的に止めるのだから、これは神のすることでは開花と、神のすることだと私は思っているから。


**
 さて、ドラマは、裏の複雑な人間関係がかなり出てきたが、それを次週最終回で全部解決しようって子tらしい。ひょっとすると次回は、最終回スペシャルで2時間?なんてこと?に?ん? 1時間で済むのか?

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