2013年05月22日

唐招提寺

 ホテルを出たのは9時ごろだった。駐車場から車を出していったん北に上がる。そして信号交差点。。ん?これ登大路だよ。こんなことなら前日はここから入ればあんな遠回りそれも細い道を通らなくても済んだのに。。(ぶつぶつ)
 この登大路を西に進む。まっすぐ行けば阪奈道路で大東市に至るが、今は途中から第二阪奈で東大阪に入る。阪奈の峠越えは大変だったけど、今は生駒山をぶち抜いたトンネルのおかげで簡単に、短時間で大阪方面に出られる。時代だなぁ。。

 尼ヶ辻で左折。この交差点も大昔とはもう全く景色が異なる。昔はこんな広い道ではなかったしねぇ。左折して南に向かうと三条通りを超えると狭くなる。相変わらずだ。そして少し行くと東証祭事に入る案内に出会う。信号交差点で右折。少し行くと左手に広い割には車が止まっていない駐車場があるが、これが唐招提寺の駐車場。昔こんなのなかったと思うよ。

 境内に入りました。当然2か所の関所【駐車場とお寺】でお金払ってます。

よく見かける写真ですが、自前です


 人がまだ来ていないので、きれいな写真になりました。
 この寺に来るのは何十年ぶり?記憶が定かではない。最初に来たのは中学校の遠足。薬師寺の次に来ている。(その時まだ主任だった”高田好胤”さんに説明してもらった)。唐招提寺のそのころの記憶は、遠足の前に予備知識として見せられた映画で、猫と名物おばぁちゃんを見たのが今でも鮮明に残っているが、寺そのものの記憶は消えている。(あの時、鑑真さんの像を見たような記憶があるんだけど・・)
 そのあとは、大学の修学旅行。あのときの記憶は、鑑真さんは見ていないが、大日如来が東を向いて座っていたと記憶している。それは講堂での話らしいが、講堂には今はそれもない。
 金堂の薬師如来立像を見て、「脇侍に如来さんが??」となんとなくなまじっかの知識からの違和感。勉強せんといかんなぁと思ったものだ。

 講堂では、真ん中に弥勒如来が座っている。弥勒さんといえばだいたいが菩薩さんだ。しかしここは如来さんだ。同じ弥勒さんで修業の菩薩と悟った如来。この違いがあるのにどうして???
 阿弥陀如来の場合は、法蔵菩薩という修行中の菩薩さんが願掛けをしてその願を成就させたので阿弥陀如来に格上げになった。では、釈迦入滅後仏教が廃れて衆生を救うために派遣されたとある弥勒さんは、どうして菩薩と如来とあるのか?勉強しないといかんなぁ。。。

 講堂では、数日後に行われる法要のための飾りつけがあったが、その法要でまかれるたくさんのうちわが置かれていた。欲しいと近くにいた係りの若い女性に冗談を言ったら「ダメ」って、「売店(境内の)で売ってますよ』って。売店で見たら1000円もするんだよぉ。うちわまきの時に来るかぁ?(その方が高くつくな)

 講堂の後は、御影堂(鑑真像を納めたお堂。御開帳の時期でないので見れません)やお墓も見てきました。

昔なかったと思うんだけどなぁ


 この後、新宝蔵に行きました。講堂からあ大日如来はこちらに移されていました。昔のように横を無弟いるのではなく正面を向いて。しかし、大きいのにびっくり、こんなでかかったかなぁ?(宝冠かぶってない。)

 1時間半ほどいました。駐車場に戻って、横の売店で何か買おうかと思ったけど買いたいものも見つからず。車を出して、北に昔ました。まっすぐ進むと大極殿のある平城京跡地です。

 次回は、平城京跡地です。

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