化石の戯言

　第40話だったかな？主人公・甄嬛が皇帝の怒りを買ってしまい謹慎を命じられた。多分に甄嬛が皇帝の最初の妃・純元皇后に似ていたらしいのだが、その似ていることで皇帝の寵愛を受けていたということのようだ。それによる甄嬛の勢力拡大を嫌う現皇后が手をまわして甄嬛に純減皇后の来ていたものを甄嬛が着ざるを得ないようにし、皇帝の前に立たせたといったところだろう。皇帝は、その装いの甄嬛を見て驚くが「無礼者」と一括して謹慎を命じてしまう。

　謹慎を命じられた甄嬛は、かなり落ち込むのだが・・・


　多分に、この皇帝の謹慎命令は、甄嬛を交合の策略から守るための一時の方策と考えられないかな？華妃からの諍いからも甄嬛を守った皇帝だが、ここでも表には出さないものの、この着物の件でも皇帝や皇后の許可なしで純元皇后の衣服に触れることができないから、おそらく即座に皇后の手を察知して、この先のことを考えた皇帝が甄嬛を守りために去れとも接触させない謹慎を選んだと、私は思うんだが。。

　まぁ、先に筋を知っているわけではないが、最終的に皇太后にまでなる甄嬛なのだから、何等かなお形で戻ってくる。それはやはり皇帝が本当に甄嬛を愛していたからということなのだろうが。。

　それにしても陰湿ないじめをここまでうまく構成できるのも、その考案した人間の頭のよさかなぁ。。


　華妃が死ぬ食膳に甄嬛と話しをしていたが、その身の危うさを甄嬛も身に染みてるはずなのだが、皇后の策略に気付かないとは、ちょっと・・・・

　ドラマの全多飲半分以上を過ぎて面白くなってきたけど、これからは皇后との戦いということになるのだが、ここまで見ている限りは甄嬛は皇后に疑いを持っていなかったのだが、しかし安貴人がどうも中途半端な動きでなかなか読み取れないなぁ。。。