2016年08月14日

京都 2016年夏 祇園祭(後祭)2

 祇園祭は、初めてではない。40数年前に3度来ているが、山鉾巡行は一度だけ、御池通りで炎天下のもとで見たことがある。あれは厳しかったんぁ。。。
 山鉾巡行は、今の前祭のものをまともに見ると延々と続くので熱中症になる危険がある。昔はそんなこと気にしないでみんな見ていたんだよね。

 今回の祇園祭後祭の山鉾巡行は、前祭に比べるとお出まし人る山鉾は3分の1くらいかな。なので時間もそんなにはかからないが、なんか貧素に思えるね。でも初めて見た人にはそうでもないのだろうなぁ。。。。
 大きな、長刀鉾のようなもの(写真左)はそれなりに豪華に見えるのだが、前の記事に載せた鉾は、牛若丸だったかなおだが、からくりがまともに動いていなかったように思う。私の方には最後まで向かなかったよ。
 この写真の鉾は、あの「コンチキチン」の鐘の音を小学生か中学生くらいの女の子が混じってやってたね。子供の頃にこうしたことができた思い出を持つ土地の人は羨ましいものだ。我が家の近くにはこうした伝統のものが何もない(と思っている)ので、子供達はそういった思い出もなく育っていく。子供の頃の思い出のあるなしは、大人になってからの心の成長に差があるのではと思うのは私だけか?




 上の写真は鉾の車です。大きさは直径6尺(180センチ)弱といったところですかねぇ。こんな間近に見るのは初めてで、昔見てるかもしれないけど記憶に残ってないが、こんなにでかいものとは・・・この車が4っつ、その上に鉾の台車が載っている、重さはかなりなものらしい、数トンあると聞くが、これを交差点で90度回転させるのだが、その回転の様子を見たいと思っての今回の京都見物。

 右の写真は、鉾を回転させるときに使う丈で、これを車輪の下に引きそしてそれに水をかけて回転しやすくした上で、人間が引っ張って回転させる。回転させるのは重い山鉾の場合はかなりな力仕事のようだ。
 その力仕事をする人間の力が足りないと、数回繰り返さないと完全には回転しない。うまく回転したときか観客から盛大な拍手がわくが、何度も繰り返すとため息が漏れているようだ。中には「なんだなんだ」という声も聞こえてくる。


 最後に登場したのが船形鉾。これができてことで後祭が始まったと、ある京都出身の学者さんに聞いたが・・・・・その方の話では、もともと祇園祭は前祭だけだったんだそうだ。
 これを最後に山鉾巡行は終了。SH四条河原町の交差点の通行止もし腰ずつかあい叙されていき、人が横断歩道を渡ることもできるようになっていく。


 これでもうお昼です。まだ人が残っているうちにどこかで昼飯をと。高島屋に入って地下で簡単な食事を。

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