2007年09月10日
直江津の夕日 06旅の記録 第1日16
第1日 名古屋から上越へ その16
直江津海岸 上陸記念堂前で 夕日を望む
若いカップルが立ち去ってから少しして、年配の男性が車でこられた。お年は私より少々上の方。夕日を見にわざわざ来たとのこと。なんとなくいろいろ話をすることになった。
言葉遣いが、東京の言葉、その理由を聞いたら、学生時代東京にいたとのこと。仕事は企画をしているという。まあ、私と似たような立場かな。
面白い人(失礼かな?)で、彼独特の宗教観がある。般若心経の「色即是空、空即是色」が人生そのものだと。確かにその通りと私も思ってはいる。が、般若心経の哲学は難しい。
いろんな話をしたが、記憶に残ったのはこれだけかな。面白いこと聞いたわりには記憶に残らないのはどうしたこと。多少おされ気味だったことの拒否反応がそうさせているかもしれない。
そうそう、上越の方言を聞いたのだ。「いたわしい」を知っているかと。知らないという、上越に住んでいるが知らないとのこと。この歳の人でも知らない。「いたわしい」はこの地方の方言ではないのか。
そんな話をしている間に、太陽が下に下りていく、しかし、下には黒くはないが雲がある。結構その雲は厚そうだ。太陽がだんだん隠れていく。そして日没少し前に太陽は海にではなく、雲の中に消えて言った。 残念。。。。。
件の男性とも 残念だねぇ の言葉を交わして、別れ、それぞれの車で。
もう周りは暗くなっている。しかし、道は覚えているので、どうということはない。居多神社の前を通り、国分別院の前の通りを抜けて 山麓線に入って北陸線をくぐり8号線の交差点を直進=南進。そして、何を思ったのか高田の駅前に向かった。
上越大通りを南に向かい、途中から北国街道のほうに入りつもりが、ひとつ早く右折してしまった。昨年もこの間違いをしている。まあ、そのおかげで道はわかっている。これが本当の北国街道に入るはずなのだが。
細い道を走って駅前に。もう2回お土産を買った和菓子屋地図はこちらさんはもう閉まっている。あのおいしかった蕎麦屋さんを探しにきたのだ。本通に出たのだが、見つからない。なぜ?
昨年は休みかと思ったのだが。みつからない。本通をゆっくり走ったのだが、見つからない。3年前。あの店流行ってなかったよなぁ、ぶっきらぼうな女将さんと親父さん。蕎麦はうまかったけれど、つぶれたのか、それとも本当に見つけられないのか。。
あきらめて教えてもらった店に食べに行くことに。ホテルを通り越して左折。住宅地の中でぐるぐる。何とか踏み切りを見つけて信越線を超える。そしてその先にあった。まあ、一般的にいう麺処。そば専門ではない。たぶんに天婦羅が得意なのではないかと思う。そこで天ぷらそばを注文した。
ちょっと、油がきつかった。でもそばはまあまあだったぞ。すきっ腹だからそう思ったのかな?いやそうでもない。
この店でも『いたわしい』を聞く。娘さん知らないという。親父さん、店の主人も知らないという。主人は糸魚川の出身だからこの地方のことはよくは知らないという前提ではあるが、娘さんまで知らないから、これはどうしようもないなぁ。。
変わりにこの土地独特のものはないかと。「おまん」は、このあたりではみんな言う、あまりほめられるものでは書く、都会では使うなといわれるらしい。
店を出て、また信越線の下をくぐって市役所の前。そのまままっすぐ入って コンビニで寝酒を買ってホテルにかあえった。
ここでもまた方言を聞く。 知らないという。
今日は、これで終わり。
名古屋から400キロ丁度でホテルに、それからまた何キロ走ったのか。。。
明日は、山寺に行く。郵便とスキーの記念も。
***********
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直江津海岸 上陸記念堂前で 夕日を望む
若いカップルが立ち去ってから少しして、年配の男性が車でこられた。お年は私より少々上の方。夕日を見にわざわざ来たとのこと。なんとなくいろいろ話をすることになった。
言葉遣いが、東京の言葉、その理由を聞いたら、学生時代東京にいたとのこと。仕事は企画をしているという。まあ、私と似たような立場かな。
面白い人(失礼かな?)で、彼独特の宗教観がある。般若心経の「色即是空、空即是色」が人生そのものだと。確かにその通りと私も思ってはいる。が、般若心経の哲学は難しい。
いろんな話をしたが、記憶に残ったのはこれだけかな。面白いこと聞いたわりには記憶に残らないのはどうしたこと。多少おされ気味だったことの拒否反応がそうさせているかもしれない。
そうそう、上越の方言を聞いたのだ。「いたわしい」を知っているかと。知らないという、上越に住んでいるが知らないとのこと。この歳の人でも知らない。「いたわしい」はこの地方の方言ではないのか。
そんな話をしている間に、太陽が下に下りていく、しかし、下には黒くはないが雲がある。結構その雲は厚そうだ。太陽がだんだん隠れていく。そして日没少し前に太陽は海にではなく、雲の中に消えて言った。 残念。。。。。
件の男性とも 残念だねぇ の言葉を交わして、別れ、それぞれの車で。
もう周りは暗くなっている。しかし、道は覚えているので、どうということはない。居多神社の前を通り、国分別院の前の通りを抜けて 山麓線に入って北陸線をくぐり8号線の交差点を直進=南進。そして、何を思ったのか高田の駅前に向かった。
上越大通りを南に向かい、途中から北国街道のほうに入りつもりが、ひとつ早く右折してしまった。昨年もこの間違いをしている。まあ、そのおかげで道はわかっている。これが本当の北国街道に入るはずなのだが。
細い道を走って駅前に。もう2回お土産を買った和菓子屋地図はこちらさんはもう閉まっている。あのおいしかった蕎麦屋さんを探しにきたのだ。本通に出たのだが、見つからない。なぜ?
昨年は休みかと思ったのだが。みつからない。本通をゆっくり走ったのだが、見つからない。3年前。あの店流行ってなかったよなぁ、ぶっきらぼうな女将さんと親父さん。蕎麦はうまかったけれど、つぶれたのか、それとも本当に見つけられないのか。。
あきらめて教えてもらった店に食べに行くことに。ホテルを通り越して左折。住宅地の中でぐるぐる。何とか踏み切りを見つけて信越線を超える。そしてその先にあった。まあ、一般的にいう麺処。そば専門ではない。たぶんに天婦羅が得意なのではないかと思う。そこで天ぷらそばを注文した。
ちょっと、油がきつかった。でもそばはまあまあだったぞ。すきっ腹だからそう思ったのかな?いやそうでもない。
この店でも『いたわしい』を聞く。娘さん知らないという。親父さん、店の主人も知らないという。主人は糸魚川の出身だからこの地方のことはよくは知らないという前提ではあるが、娘さんまで知らないから、これはどうしようもないなぁ。。
変わりにこの土地独特のものはないかと。「おまん」は、このあたりではみんな言う、あまりほめられるものでは書く、都会では使うなといわれるらしい。
店を出て、また信越線の下をくぐって市役所の前。そのまままっすぐ入って コンビニで寝酒を買ってホテルにかあえった。
ここでもまた方言を聞く。 知らないという。
今日は、これで終わり。
名古屋から400キロ丁度でホテルに、それからまた何キロ走ったのか。。。
明日は、山寺に行く。郵便とスキーの記念も。
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