2007年10月05日

北国街道 2 06旅の記録 3日目 10

 第3日 北国街道・19号を走る  その10
    上越から長野 18号線をはずれ北国街道に入る 2

さて信越線のガードをくぐったが、どっちに行けばいいのだ?何せ道が急に細くなったので、昨年のように道を間違えてはという心配が頭をよぎる。
 ガードをくぐったところで、とりあえず信越線に沿って走り、駅で聞いてみようと思い直進しないで左に折れた。なんか古い町並みの間を通った。これはひょっとしたら昔の国道かもしれない。現在の18号線は、比較的新しいということなのかもしれない。
 駅に来たが、タクシー以外だれもいない。がらんとしている。長野から先の信越線の駅は、こうしたものなのか。これでは、北陸新幹線が通ったら・・・ しかし、北陸新幹線は、この近くを通るのではない。この近くは恩恵をこうむることはないのだ。新幹線は長野から飯山に向かい、飯山から長い長いトンネルで上越市の板倉、恵信尼さんのお墓の横に抜けるのだ。
 そして完成の暁には、ここno駅はなくなる可能性がないとはいえない。残ったとしても第三セクターになる可能性が大きい。下手をすると昨年立ち寄った飯山のほうがメインとなる可能性もなきにしもあらずだ。ますます、車の必要性が大きくなるのか。

 誰もいないので、タクシーの運転手さんに聞いてみた。
  「長野に抜けるにはどこの道を行けば?」
  「逆方向に行って信号を左に」
  「えっ。さっき通ってきたところ?」
  「そうだよ」
 なんと、あのガードをくぐったところを直進していけばよかったのだ。お礼を言ってもとの道に戻る。それにしても、駅からのこの古い町並みはこの先どうなるのだ?

 車はさっきのガードの信号に戻った。そして、これを左折した。それにしても細いよ。車のすれ違いもどうかと思うくらいに細い道になる。そして、しばらく登っていく。細い家の近い道を通るときは、心配したものだが、逆に考えれば、昔の道であれば当然広くはないだろうという思いも出て、納得する面もある。
 どのくらい登ったか、峠を越えたのだろう。急に前が開けた監事となる。これまで山の中を走ってきた、山が迫っていたという印象だから、目の前が開けると、開放感を味わう。しかし、今日は、ここももやだぁ・・・・遠くはかすんでしまっている。昨年の飯山の十峠越えは小雨の中だった。それに比べれば雲泥の差だが、晴れていてくれれば本当にきれいな長野盆地を見ることができたのではないだろうか。いつかまた来るか。だけど今度はここではなくて、戸隠からになるぞ、だって戸隠そば食べたいもんな。


地図はこちら

 そんなことを頭の中でぶつぶつ言いながら、北国街道を下っていく。しかし、どこにも北国街道なんて書いてないから、本当にその道を走っているのやら。峠を越してからは広い道を走っているから余計にそう思うのかもしれない。
 下るにしたがって、家が多くなる。長野市の市街地に近くなってきているのだろう。

***********
前回  次回

この記事へのトラックバックURL

 

  
2015大津・京都の旅
1泊2日のドライブ旅行
2015北海道・道東の旅
1週間870kmのドライブ旅行
大学OB会と
50年ぶりの鎌倉
OB会の後に鎌倉と横浜に行ってきました
15年年頭 広島宿泊の旅
鞆の浦、竹原、宮島に行きました
14年秋 京都宿泊の旅
久しぶりに新幹線に乗りましたが・・・
13年秋 京都ドライブ旅
京都の紅葉の名所・毘沙門堂に行きました
12年秋 室生寺ドライブ旅
すてきな観音様と再会です
室生寺五重塔
12年秋 京都ドライブ旅
1年ぶりの京都です
三千院
10年秋 平泉ドライブ旅
4泊5日 2000キロの一人旅です
平泉・わんこそば
   
10年夏 室生寺 日帰り旅
素晴らしい観音さんに出会いました
室生寺・五重塔
10年初夏 宇治・長岡 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに黄檗山満福寺・六地蔵・法界寺谷寺・長岡天神
布袋さん
09年秋京都 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに 紅葉がきれいな京都
南禅寺の紅葉
08年秋京都 日帰り旅
08年11月25日貧乏・一人・日帰り旅の記録です。
鳳凰堂を望む
観光シーズン 京都の歩き方
京都市・地下鉄 東西線沿線
09年浅草と川越
浅草観音
07年信州の旅
上田城内
アクセスカウンタ
プロフィール
生田
生田
 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 24人
QRコード
QRCODE